CASTING
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Noodles
ヌードゥルス
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ROBERT DE NIRO ロバート・デ・ニーロ
そこにいるだけで、確実な存在感が 記憶に残る不思議な役者 デ ニーロ。
その、ヌードゥルスにどんな台詞が あったかなあ、ほとんど台詞らしい台詞が、無かったように思う・・・。寡黙な男が持つ想い。こういう比重のある役には、重い存在感を持つ デ ニーロ は、ぴったりはまる。
この12年後、『カジノ』 で ウッズと再び共演する。
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デボラに淡い思いを寄せながら、仲間たちと 困ったいたずらをしでかす少年時代だったが、マックスとの運命的な出会いから、若い時代に犠牲をはらう事になる。
年老いた彼に送られて来た招待状。その送り主は、誰なのか?35年ぶりに訪れた古巣の街で、当時の思い出を辿りながら、招待されたその日・・・意外な事実が判る。
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Max
マックス
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JAMES WOODS ジェームズ・ウッズ
ユダヤ人ギャングとして確実に 足場を固めていく マックスを演じる、ウッズ。またしても 頭のいい役です。現状に満足せず、上を目指し 手に入れる。その為に非情な手も使う・・・。紙一重的な発想を 行動に移すマックスに、緩急をつけたウッズのスピード感が、「らしさ」を与えていると言えるでしょう。
青年の面差しが残るウッズ、役者としてぐっと加速する時期に めぐり合った作品でしょう。
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引っ越して来た、少年の日ヌードゥルスを、「叔父」と呼ぶ関係が出来上がる。こわざを効かせる頭の回転の持ち主、仲間たちと作ったアタッシュケース貯金は、おもしろく貯まっていく。仲間の一人として、青春の一時期を犠牲にしたヌードゥルスへの友情が厚い反面、彼の惹かれるものに、惹かれてしまう。成長した彼の不安は、父親からの遺伝が、いつ自分に現れるのかと言う不安だった。しかし、実際に背負い続けて来たものは、ヌードゥルスに対してのものだった。
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Deborah
デボラ
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ELISABETH McGOVERN エリザベス・マクガヴァン
この7年後、TV映画 『ラブ アフェアー』で、体当たりの役を演じますが、オムニバス形式のため ウッズとの共演には、なっていません。
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ファット モーの妹。自分の美しさを自覚し、女優を目指している。少年ヌードゥルスの自分への思いに気付きながら、まともに向き合わない、ませた落ち着きを持った少女だった。
夢を、実現させ女優として、成功する。
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Frankie
フランキー
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JOE PESCI ジョー・ペシ
鼻にかかった特徴ある声は、一度聞いたら忘れない。この12年後、ウッズとの絡みは、無いものの 『カジノ』では、その声をたっぷり聞くことが出来ます。
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Joe
ジョー
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BURT YOUNG バート・ヤング
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デトロイトの宝石店襲撃の仕事を、フランキーを介してマックス達に持ってくる。
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Carol
キャロル
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TUESDAY WELD チューズディ・ウェルド
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宝石店主の妻。その時の「縁」が、別の「縁」になる。
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jimmy O'Dennell
ジミー
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TREAT WILLIAMS トリート・ウィリアムズ
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Police Chief Aiello
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DANNY AIELLO ダニー・アイエロ
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Chicken Joe
チキン ジョー
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RICHARD BRIGHT リチャード・ブライト
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ボス、クラウニングの命令で、ジミ−を強迫するチンピラ。(ガソリンのシーン。)
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Patsy
パッツィー
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JAMES HAYDEN ジェームズ・ヘイデン
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Cockeye
コックアイ
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WILLIAM FORSYTHE ウィリアム・フォーサイス
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少年の頃から、大人になっても パンフルートを、吹いている。
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Eve
イヴ
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DARLANNE FLEUGEL ダーラン・フリューゲル
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デボラが去った後の、ヌードゥルスの恋人。(始めのシーンで殺されるのは、この人。)
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Fat Moe
ファット モー
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LARRY RAPP ラリー・ラップ
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家族で営む飲食店を、手伝いながら、ヌードゥルス達とかかわって行く。やがて、マックス達が始める「終夜営業の店」は、彼の店の地下で開店する。
「ファット モーの店」は、昔の面影のまま営まれている。
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Whitey
ホワイティー
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RICHARD FORONJI
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Sharky
シャーキー
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ROBERT HARPER ロバート・ハーパー
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Van Linden
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DUTCH MILLER
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Crowning
クラウニング
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GARARD MURPHY
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Young Noodels
少年 ヌードゥルス
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SCOTT TILER スコット・タイラー
デ・ニーロの子供時代を演じる子は、みんなほくろを付けるのが笑えるよね。付いてるから判るって子もいるけど、この子は、ムードからしてよく似てる。
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Young Max
少年 マックス
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RUSTY JACOBS ラスティー・ジェイコブス
マックスの少年時代と、もう一人演じるその役が・・・ポイント。
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Young Deborah
少女 デボラ
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JENNIFER CONNELLY ジェニファー・コネリー ジェニファー・コネリー
この作品の、「花」になってる。「アマポーラ」のメロディーが、成長したデボラより似合うと思うのは、私だけではないはず。
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Young patsy
少年 パッツィー
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BRIAN BLNNM ブライアン・ブルーム
ひたすら大きく、きれいなブルーの瞳。クリームケーキを食べてしまって・・・。少年らしさが、ほほえましい。
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Young Cockeye
少年 コックアイ
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ADRIAN CURRAN エイドリアン・カラン
みんな、少年の頃の面影を持って成長するのが、すごいね。よく集めたよね、ここまで似てる子たちを。
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Young Fat Moe
少年 ファット モー
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MIKE MONETTI マイク・モネッティ
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チャン ラオ
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STAFF
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Art Directer
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CARLO SIMI カルロ・シーミ
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Costume Designer
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GABRIELLA PESCUCCI ガブリエラ・ペスクッチ
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Film Editor
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NINO BARAGLI ニーノ・バラリ
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Pamflute Player
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ZAMFIR ザンフィル
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Music Composed & Directed
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ENNIO MORRICONE エンニオ・モリコーネ
セルジオ・レオーネと組んだ作品で 名曲を生んでいる!
『荒野の用心棒』、『夕日のガンマン』も この人が曲を書いてます。
2003年のNHK大河ドラマ『武蔵』で音楽を担当。
聞き覚えのあるフレーズがあるような..無いような..
タランティーノの新作『Kill Bill』の音楽担当にも名前が並んでいます。
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Directer of Photography
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TONINO DELLI COLLI a.t.c. トニーノ・デリ・コリ
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Based on The Novel
”The Hoods”-原作情報-
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HARRY GREY ハリー・グレイ
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Screenplay
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LEONARDO BENVENUTI レオナルド・ベンベヌーティ
PIERO DE BERNARDI ピエロ・デ・ベルナルディ
ENRICO MEDIOLI エンリコ・メディオリ
FRANCO FERRINI フランコ・フェリーニ
FRANCO AREALLI フランコ・アルカリ
SERGIO LEONE セルジオ・レオーネ
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Consultant to The Producer
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ROBERT BENMUSSA
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Exective in Charge of Production
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FRED CARUSO
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Exective Producer
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CLOUDIO MANCINI クラウディオ・マンシーニ
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Produced by
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ARNON MILCHAN アーノン・ミルチャン
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Directed by
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SERGIO LEONE セルジオ・レオーネ
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舞台となる1920年代のマンハッタンを再現する事が 最大の課題だったとか。
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象徴的に登場する"ウィリアムバーグ橋"の周辺は、3ブロックを借りきって
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路地、通り、消火栓、などなど当時のままに作り直したそうです。
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また 当時のマンハッタンの雰囲気を持っている街を 世界中に探して
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モントリオールや ローマ近くのピエトラタ、パリ、ロンドン、ベニス、と
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世界中でロケが行われたとか。
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『ベニスに死す』でも使われた ベニスの"オテル・デゥ・バン"や
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マイアミの"ドン・シーザー・ホテル"でもロケが おこなられています。
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デボラのテーマ曲のように使われる"アマポーラ"は、スペイン語で「ひなげし」、
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1922年に発表された曲、まさに舞台の当時に生まれた曲なんだね!
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作曲者は、ホセ・M・ラカージェ。
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