【春の祭典(仮)】しん吉、歌々志の段
2004年4月20日(火)
「天災」 しん吉さん
「はなしか入門」 歌々志さん
「くっしゃみ講釈」 しん吉さん
〜仲入り〜
「ぷちミニライブ」 ぐんきち
「眼鏡屋盗人」 しん吉さん
「鯉盗人」 しん吉さん
4月のしん吉さんのネタはバラエティーに富んでいたので、
正直、心配しておりました。
前言撤回。
サイコーの出来!
構成も良く、しん吉さんも目がキラキラしてるし
歌々志さんもピカピカだし。
ぐんきちは「芸を見る会」のときよりパワーアップしてるし。
幸せでした。
面白かったのは、ぐんきちが大阪市のごみ収集車の
音楽を様々なアレンジで演った後、
歌々志さんがゴミ箱を抱えて走って出てきて
「あーあーあーあー、間に合わんかったわー」
とすごすご引き上げながら
「んーなんやったら、着物に着替えるんでなかったわ」
とつぶやいていたのがくぅぅぅぅサイコー!
ココロの中で「ごみ出すのにいちいち着物に着替えるんかいっ」
と、ツッコミさせていただきました。
ネタじゃないんかいっと突っ込まれそうですが、
これは、ネタが良かったから余計に引き立ったのですー。
ちなみに、コレはしん吉さんのアイディアだそうです。
酔っ払いネタがなくてもこれだけ満足できるなんて
すごいわしん吉さんっ
【吉弥のお仕事です】しん吉の段
2004年4月15日(木)
前日の吉朝独演会にチケットを買ってあったにもかかわらず、
行くことが出来なかった悔しさをしん吉さんを見て落ち着かせようと
行って参りました。
「三人旅」 しん吉さん
「七段目」 吉弥さん
「阿弥陀池」小米朝さん
「親子酒」 吉弥さん
しん吉さん「この噺は差別用語が含まれるためあまり演じられることは
無いのですが、消えていってしまうのがもったいないので・・・」
というようなことを言いながらネタへ・・・
いい感じでしたよぉ
おほん。
正直に言ってしまいましょう。
当日の演者の中で一番輝いてました。
実は、ココだけの話・・・この日の小米朝さん絶不調で
ぐだぐだだったのです。
ココから先は吉弥ファンの方は読んじゃダメですよー
「七段目」をされているとき、私の頭の中で
歌々志さんとよね吉さんが演じてるし、
「親子酒」では、しん吉さんが酔っ払ってるしで・・・
吉弥さん。すみませんでした
【第20回 あがき】歌々志の段
2004年3月28日(日)
この日は、同じワッハ上方で「上方亭」にしん吉さんも出演ということで
身を引き裂かれる思いを感じながらも「こちらのほうが先にわかってたし予約したし・・・」
「歌々志さん主催の会やし」と自分に言い訳しつつ、しん吉さんに会わないだろう時間を
選んで、7階へ・・・
チーン。エレベーターが開くとそこには
し、しん吉さん!!!
反射的に「ごめんなさぁい。今日は7階なんですぅ」と謝ってしまった。
でも、おやさしいしん吉さんはそんなことは気にせず、私の発表会の結果を
気にかけてくださってました・・・うるる。
・・・気を取り直して。
2ヶ月ぶりの『あがき』です。(当たり前か)
「時うどん」 ちょうばさん
「貧乏花見」 歌々志さん
「アメリカ人が家にやってきた」 三象さん
※タイトルに自信がありません。
「佐々木裁き」 歌々志さん
やっぱり『あがき』の歌々志さんはいいわぁ
いつも以上に生き生きしてます。
はじめの挨拶でこんな日和のいいときにわざわざ窓の無いところへ来てくれる
お客様は「真の歌々志ファンであることを認定いたします」とのこと。
わぁい(^o^)/
「貧乏花見」
マクラは南座での小米朝さんの全国ツアー(っていうのか?)の千秋楽でのこと
小米朝さん、せっかくの南座だからと六方(コレで合ってる?)を踏んで退場したいと
言い出し、それにあわせた拍子をたたくのを任されたお話。
(解りにくいですね。詳しい方、ご説明よろしくお願いいたします)
やはり花見の季節とあって、情景がとても目に浮かびます。
長屋連中がたくさん出てくるのに本当にちゃんと演じ分けられてて驚きます。
お金が無いなりに皆仲良く出かけて行き、楽しく過ごしている様が描かれていきました。
窓の無い部屋に歌々志さん追っかけた甲斐あって、ここで花見をさせていただきました。
沢庵を「ばりばりばり」と食べるときの顔が文楽のお人形さんみたいで笑った。
途中で長屋のカミさん連中が腰巻を投げつけるときの仕草が上手いっ
(手ぬぐいを投げて演じます)
また、赤い腰巻を表すのに桜色にもみじの染め抜きのある手拭を使うあたりは
歌々志さんのセンスのよさを感じました。
「佐々木裁き」
マクラはなかなか米朝師匠に名前も顔も覚えてもらえない雀喜さんの
お話でしたがサゲではしっかり雀喜さんを立てておられました。
前回に引き続き、お裁き物。
佐々木信濃守と四郎吉とのコントラストがお見事!「よ、大将!」
四郎吉が佐々木信濃守になりきって演じている様がかわいいやら立派やらで
「ザ・歌々志」を堪能した気分。
あーあ。次回からしばらくいけなくなってしまうかもしれないのよぉねぇ
なのに、アンケートに「宗論」観たいって書いてしまった。
そうそう、一番太鼓(っていうのかな?)の笛はしん吉さんでした。
いつ聴いてもいい音色〜♪
【駅寄席 千秋楽】歌々志の段
2004年3月19日(金)
今回1.5吉はたった2回の出席でした。
「延陽伯」 阿か枝さん
「阿弥陀池」 歌々志さん
歌々志さんの阿弥陀池のマクラといったらカメラ付きケータイネタ
でしたが今回はちごてました。(と、いっても別のネタのときにも
お使いでしたが)
歌々志さんが「阿弥陀池」を演ると、何故か大阪のアホをいじる側が
(この噺だと名前が出てきませんが、甚兵衛さんのような立場の方だと
思いますが・・・)かわいくなる。
怒っててもかわいい。
もちろん大阪のアホはもっとかわいい。
特に話を上手く思い出せたときの満足そうなお顔。
こっちまで、嬉しくなってしまう。
いいんです。落語の理論なんか。観ててココロがほっこりして
こっちも笑顔になれれば、それで落語の役割は果たしてるのです。
と、まさしく自己満足。
ところで、最近の歌々志さんのネタをざっくりと観てみると
「狸の賽」「米揚げ笊」が続く(他にもありますが、ほとんど前座のため
前座ネタ)これは、もしやすると・・・
『あがき』でネタおろしをされるのか!と勝手に期待しているのですが・・・
どんなもんでしょ
【駅寄席 第三弾】歌々志の段
2004年3月16日(火)
「お玉牛」 由瓶さん
「はてなの茶碗」 歌々志さん
マクラを聞いたときから「はてな・・・」と解りワクワク♪
やっぱ歌々志さんの茶金さんは貫禄があって素敵。
油屋さんの粋な感じも素敵。
でも、一番「秀逸」だと感じたのは茶道具屋の番頭や、茶金さんが
茶碗を検めるところ。
落語の魅力である「そこにないものが見える」を実感させてくれます。
こういう芸を魅せていただけると、落語好きでよかったなぁと感じる瞬間でもあります。
【さらら寄席】歌々志の段
2004年3月13日(土)
3月13日は歌々志さんのお誕生日!
1月から休みを取るべく着々と準備し臨んで参りました!
「時うどん」 雀五郎さん
「七度狐」 まん我さん
「七段目」 歌々志さん
「鼻ねじ」 雀々さん
まず、今回の寄席は全員「キラキラ、ピカピカ」していました!
歌々志さんの「七段目」すごくよくなっていてびっくりしました。
と言うのも、よね吉さんの「七段目」が良すぎて他の方の「七段目」は
普通以上に見えなかったのです。いくら歌々志さんでも・・・
と、思っていたのでネタが「七段目」だと判ったとき、少々がっかり
したのです。
それがそれが!違ったのです!今日の歌々志さんはっ!
もちろん、全員の演じ分けは完璧ですし。
芝居のところも迫力があり、引き込まれるのです!
歌々志さん独自の味が加わっていい感じになっていました。
余談ですが・・・
歌々志さん誕生日は313、私の誕生日は212。ふふふぅ
それだけです。はい。
【吉朝学習塾】しん吉の段
2004年3月10日(水)
「子ほめ」 吉の丞さん
「二番煎じ」 しん吉さん
「茶の湯」 あさ吉さん
「百人坊主」 吉朝さん
「高津の富」 吉弥さん
皆さんよかったですー(詳細は「きよまの自己本位報告」をごらんくだっさい)
やはり、酔っ払いはこの方でしょう。
ですが、今回は酔っ払いの部分はもちろん、番小屋のみんなのイチビリぶりが
感じ出てました。そいでもってイチビられる宗助はんもいい感じでした。
ところで、マクラで出た「春の祭典(仮)」のチラシが
何のパロディかお解かり ですか?
実は答えを教えてもらったのですが、ヒントがないとわかりましぇ〜ん。
ちなみにヒントは「吉朝独演会」です。わかるかな〜
【桂団朝独演会】歌々志の段
2004年3月7日(日)
同日にいろいろ重なっていましたがいろいろと検討、
手を尽くした結果ココに落ち着きました。
「狸の賽」 まん我さん
「初天神」 団朝さん
「つる」 歌々志さん
「一文笛」 団朝さん
〜中入り〜
「座長の涙」 団朝さん
結果は私にとってはとても幸せな会でした。
理由は簡単。歌々志さんの「つる」が観れたから。それにつきます。
あんなあっさりしたネタなのに爆笑が取れる歌々志さんってすごいと
あらためて感じずにはいられませんでした。
でも、「なるお寄席」でしん吉さんが「桃太郎」を演ったと聞きコレも
マジ悔しい・・・。
「桃太郎」難しいからかあんまりやる人がいないのよね。
(しん吉さんも難しいとおっしゃってました)
【ねやがわ寄席 】 しん吉の段
2004年3月6日(土)
土曜日も仕事なので必死こいて定時に終わらせ、なんとか雀五郎さんの途中で会場入り。
「みかん屋」 雀五郎さん
「初天神」 しん吉さん
「一人酒盛」 都丸さん
「百年目」 吉朝さん
しん吉さんのページにも書きましたが、私はしん吉さんの「初天神」がお気に入り。
今日はフルバージョンが聴けるかもという噂を聴き、ワクワクしてましたが半ばで・・・
残念。(一番短いバージョンだそうです)
しん吉さん演じる「とらちゃん」って『子憎たらしい』けど『イケズ』じゃない、
その微妙なバランスがいいのです。なんだかんだいってもかわいいのよね。
実は、「向かいのオッサン」も好き。話がエエところに差し掛かると目がぎらぎらする。
いつも、「きらきら」のしん吉さんの目がちゃんと変わるからおもしろいー
あと、お得意の食べ物のシーンは「みたらし」。
みたらしのタレ(みつ)がとろっとろに付いているところが見えるのですよ。
実は、初天神が観れるとわかった日に「みたらし」を食べた私でした。
もちろん、あんな風に・・・
【第八回ぐんきちの芸を見る会 Vol.2 】
しん吉の段
2004年2月26日(木)
「ぐんきち」は、バンジョープレイヤー宮村群時さんと、しん吉さんのお二人のユニット。
カテゴリーは『元祖お囃子カントリー』(笑)。
ですが、コレが侮れないっ
いいんですよっ 横笛とバンジョーの組み合わせだから出せる味というものがあって・・・
(ここで、くだらない疑問。大阪の人は「いうものがあって」と言うくだりを「ゆうものが・・・」と
書く人が多い。大阪の文法なのだろうか)
会の流れは
6:30 開場 (7時まで食事可)
7:30 開演 (8:30まで食事禁止、芸に集中して欲しいそうです)
・宮村&高木ライブ
(ゲスト:高木BOSCO光介さん、阪野Heja恵子さん)
・落語 桂 しん吉 「鯉盗人」
8:30 中入り (これ以降は食事可)
8:40ごろ?より ぐんきちライブ
9:15 終演
・・・てな具合で、2ステージあるライブの構成と、中入りのある落語会の構成を
上手く組合わせた感じ。
落語に関しての感想は「モノたりなぁ〜い」。ですが、ライブ目当てのお客様も
いらっしゃる(=初落語の方も多い?)ためかと無理やり納得。
でも、酔っ払いと、食事風景を演らせたら天下一品のしん吉さん。
皆さんの食欲を上手くそそって、休憩へ。さすが・・・
ライブは、楽しいし、不思議な音色に引き込まれていくしでいい感じ。
曲については詳しくはわかりませんが、「必殺仕事人」のテーマ曲を2曲ほどあったり、
オリジナルの『天狗』を演ったり、アンコールでは「天国と地獄」をと、バラエティに
富んでました。
「羯鼓(かっこ)」「佃くずし」「天狗のブルース」「三番叟(鈴の段)」
「必殺仕事人のテーマ」「美しき天然」「四丁目」「竹田の子守唄」「安宅の松」
アンコール「天国と地獄」
しん吉さん、「必殺仕事人」の解説では殺し方の実演付きと熱が入ります。
落語よりMCのほうが長いぞ。おい。
実はこの日はしん吉さんの大好きな桑田さんのお誕生日。
気合が入るわけです。(笑)
あっという間の2時間・・・次はいつかな〜
【私的夜話の会】歌々志の段
2004年2月20日(金)
開演がなんと夜8時!おかげで仕事の後でも余裕で間に合う。
「子ほめ」 歌々志さん
「オリジナル延陽伯」 九雀さん
〜中入り〜
テルミン演奏 吉岡 利浩さん
「青菜」 九雀さん
さて、落語にお詳しい皆さんならココですでにツッコミを
入れていると思います。
何故、こんな真冬に「青菜」なのか・・・
この会をプロデュースした方と九雀さんとの出会いに
『青菜』が噛んでいたのです。
(詳細はココで披露していいのかわからないので 気になる方は私に聞いてくださいね)
この話を九雀さんは一つ目のマクラとして話されたのです。
で、どうやら二つ目のネタは別のものを用意されていたようですが
「青菜」を話題にしてしまったためせっかく話をしたのでと
(仕込みだったかも知れませんが・・・)「青菜」になったのです。
いきなりでも演じることができるって、すごいですよね。
さて、会そのもののお話ですが、とても初めての会とは思えないほど
よく構成されていました。歌々志さんが前座らしくハツラツとネタをし、
九雀さんがどっしりとネタを披露。
そして「生」テルミン。ギターやウクレレとの共演。素敵な音色でした。
余談ですが、やはり私は阿保なのか、歌々志さんの「子ほめ」が
前に聴いたときと少し違ったように聴こえたため、声をかけたところ
「いつもと変わらないですよ」と笑顔。
だから、いつも新鮮な気持ちでネタを楽しめるのかしらん。
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