ハンニバル 主演: アンソニー・ホプキンス ジュリアン・ムーア 監督:リドリー・スコット |
またまた評判につられ,期待して見に行ったのだが・・・。 まずひとこと,怖ーい!というより超気持ち悪い場面の多い映画でした。 なにせ前作の「羊たちの沈黙」なるものを見てないからか?微妙な場面が分からないのが少し残念だった。 さて,(ストーリーは置いておいて)まず主人公?のハンニバル・レクターについて・・・,なんだこいつは!?変人の中の変人か?ちょっと強く設定しすぎじゃないの。変わりもんでもなにかしら魅力のある人物はいるものだが,こんなやつとははっきり言ってつきあいたくないぞ!! それからクラリス・スターリング・・・彼女の真の目的は何なのか?強い意志でハンニバルを追いつめる場面は,うんうんと思いながら見ていたけれど,ひとつハンニバルを助けたかのように見えた場面については,どうも納得がいかなかった。・・と勢い込んで思うことはないけれど。 というぐあいに二人でまたまた議論できたのは,何かしら隠された魅力のある映画なのかもしれない。 「強欲」が高じるといいことなどない!ということだけは(あんな?場面ばかり見せられると)思った私でした。 「Diary ハンニバル」へ! ワーナー・マイカル・シネマズ広島 |
プルーフ・オブ・ライフ
主演:メグ・ライアン,ラッセル・クロウ 監督:テイラー・ハックフォード |
映画の舞台は,南米のテカラ。そこで反政府ゲリラにアメリカ人のダム建設技師ピーター・ボーマン(デイビッド・モース)が誘拐された。 300万ドルの身代金を要求されたピーターの妻アリス(メグ・ライアン)は会社に相談し、人質解放交渉の専門家テリー(ラッセル・クロウ)を紹介される。 だが,会社が保険金を払っていないことで,いったんテリーは帰国する。・・・が,アリスの叫びが耳に残っていたのか,再びテカラにもどり事件を引き継ぐ。 ここから無線による身代金の交渉が始まった。う〜ん!こんなプロも世界にはいるんだなと感心しながらも,実際にこんなことが起きて隣で身代金の交渉をしていたらいたたまれないだろうと思う。このような長引く交渉の不安とテリーに対する高まる信頼をメグ・ライアンが,アリスとして気丈な演技で表現している。 事件から110日が経過したとき、ついに身代金の額が合意に達した。しかしこれで事件は解決せず,ハラハラどきどきする場面が続き,スクリーンから目が離せない。そして,最後・・・誘拐された夫ピーターは?アリスとテリーは? キャスト・アウェイを見る予定を急きょ変更して見たこの映画ですが,結果南米の山々の風景も目に焼き付くほど?楽しく見ることができた。でも実際にこんな経験はしたくない。旅行で行くならいいけれど。 「 Diary プルーフ・オブ・ライフ 」へ! ワーナー・マイカル・シネマズ広島 |
アンブレイカブル 主演:ブルース・ウィルス 監督:M.ナイト・シャマラン |
「131人死亡の列車衝突事故で,男はたった一人生き残った。しかも,かすり傷ひとつ負っていない・・・真実を知る覚悟はあるか−」という予告編のコピーが頭に残り,まだかまだかと待ってようやく見に行けた。 「真実を知る覚悟はなんぼでもあるで!」という意気込みで,隣席の若者のいびきにもめげず,目を凝らしてしっかりと見た・・つもりであった。が・・・ やはり見逃したのか,ラストシーンはあれでいいの?秘密は何だったの?結局デヴィットがアンブレイカブル(超人的な生命力を与えられた者)だったから助かったのか?と疑問だらけで見終わってしまった。映画館でもらった「解読マニュアル」を手にお家に帰るまで妻と議論! 主人公デヴィットの対局として登場するイライジャ,この男の登場がデヴィットとその家族の心を不安定にする。が,逆に「自分は一体何者なのだ」という答えもこのイライジャの存在なしには得られない。そして最後に,ん?!というラストが待ち受ける。 (見ながらもブルース・ウィルスの髪型が,「キッド」のときとえらく違うけれど,どちらが本当の姿なのか?列車内で女性が隣席に座る前に指輪をはずすなんて,「ダイハード」と正反対のタイプじゃないか!などと全くストーリーと関係のないことを思い浮かべてしまう。) この映画の公式ホームページには,「トライアル」という自分のアンブレイカル度を診断するページがある。ちなみにやってみると,私は「ごくごく平凡な人間」だそうだ。・・・が,それでいいや!だって他人と接触したり,握手をする度にデヴィットのようになるなんて,きっと疲れてしまうでしょう。(どんなになるのかは内緒だよ!) 「 Diary アンブレイカブル」へ! ワーナー・マイカル・シネマズ広島 |