CINEMA |
これまでに二人で見た映画の感想です。 たまに一人でぬけがけして観に行くこともありますが(*∩∩*) 私も見たよ!他にこれは面白かったぞ!っていうのがあれば教えて下さいね。ときどきDIARYとリンクしています。 |
靖国YASUKUNI 監督:李纓 |
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二人が運動会の代休だった今週の月曜日,体のだるさ,疲れをおして映画を見に行った。
見たのは,なしかしら話題となった『靖国』だ。 広島で上映していたのは,シネツインという映画館で,ここは初めて行った。広島市の繁華街新天地の一画,ビルの中にあった。 いつものごとく?私が,時間ぎりぎりに家を出発するものだから,映画館に着いたのは上映時間を2分ぐらい過ぎていた。 でも受付の人はてきぱきと親切で,案内係の人もいて,懐中電灯で,すでに暗くなっていた館内で席を探してくれた。彼の「まだ予告編ですから」の言葉に安堵しながら,シートに腰を下ろす。 このシネツインのシートは,HPにもあったが,何とゆったり深々としていて気持ちがよい。普通なら追加料金を払ってみるぐらいの席だと思う。 さて,本題の映画『靖国』だが,何度も出てくる刀匠のおじいさんの姿が目に焼き付く。このおじいさんの語りも多いのだが,言葉が聞き取りにくくて,疲れた体を引きずってきたものとしては,うかつにも何度かうつらうつらしてしまった。 また,8月15日,靖国神社にやってくる非日常的な光景と人たちに驚く。ここは,映画『靖国』の公式HPから引用した方が分かりやすい。 「靖国神社」には、もうひとつの日本の歴史がある。日本人にとって複雑な思いを抱かせる、アジアでの戦争の記憶をめぐる歴史だ。 日常は平穏そのもののだが、毎年8月15日になると、そこは奇妙な祝祭的空間に変貌する。・・・・・・ それで,難しい話を抜きにした私たちの感想は, 「8月15日になると,あんな風景が見られるのな?」 「ラッパは,市民球場の方が上手いな。」 「台湾の女性の人はキリッとしていて頷くことも多かったね。でも通訳は自分の思いが入りすぎかな。もっと普通に訳した方がよいかも。」 「お寺の住職の言葉も分かりやすかった。」 というたわいもないものだが,「話題」になって,普段は見に行かない人たちも逆に「私たち」のように見に行ったかも知れないという,(逆)宣伝になったのかも知れないね。 去年の夏,自主勉強に東京に約1週間滞在したとき,講義が終わった夕方ぶらぶらと東京の街を歩いた。靖国神社にも行ってもみた。 夕方という時間帯もあるのか,人もそれほど多くなく,静かな空間で,神社もごく普通っぽい感じだと思った。ここが映画のように1年間のある時期変わると思うと不思議だ。 このとき千鳥ヶ淵戦没者墓苑にも足を伸ばしたが,着いたとたん,門を閉められOUT! でもここら当たりには貴重な緑があるものだと,暗くなるまでカメラを片手にぶらついたことを思い出した。 |
L change the World 出演: 松山ケンイチ 工藤夕貴 福田麻由子 監督: 中田秀夫 |
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久しぶりの映画鑑賞。 大好きなLを見に行ってきました。 今回の話は,前作でデスノートに名前を書き,余命幾日かのLの事件解決の様子を描いたものです。 FBI役のナンちゃんの配役に?もありましたが,Lの人となりや人間の愚かさなどが描かれていて切なくなりながらも,人間っていいなと思いました。 ますますLファンになりました! 『明日もきっといい日にしましょう』 Lの声を心で聴きながら,私もがんばろう! *********************** 映画を見た後,小説「L Change the world」を読みました。 映画とは違って,人物像がもっと詳しく書かれていたので作品に引き込まれて一気に読んでしまいました。 特に心に残ったのは,Lと月(ライト)の関係です。 前作で月(ライト)と壮絶な闘いをしたL。 でも,二人の間にはどこか通じ合うものがあったようです。 「月(ライト)君・・・。守りたい人を守れなかった, この気持ち・・・。これが月(ライト)君の言う『世の中のリアル』 ですか?」 「月(ライト)君。痛いです。とても・・・痛いです。心が・・・」 Lのこのセリフに,一人の弱い人間としてのLを感じました。 でも,Lは最後まで正義を守り続けます。 Lの姿をもう一度スクリーンで見たいと思っています。 (ちい) ワーナー・マイカル・シネマズ広島 |
デスノート the Last name 出演: 藤原竜也 松山ケンイチ 戸田恵梨香 片瀬那奈 監督: 金子修介 |
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先週(2006年10月末)金曜ロードショーで「デスノート」があるから見るんだと家族が言っている。え?何それ?いやーなタイトル名だな、外国の映画?って一人訳の分からぬ私はぶつぶつ言いながらテレビを見ていた。 でもこれが意外と面白くて目が離せずに最後まで見てしまった。なにやら死神(リューク)が突然かわいいんだか怖いんだか分からないキャラクターで登場し、彼が落とした"デスノート"(書き込んだ名前の人間に死をもたらすことができる不思議なノート)を所有する夜神月(ヤガミライト)の暗躍が描かれていた。 最初は正義感で次々と犯罪者たちの名前をデスノートに記し、犯罪数も激減していく。夜神月はいつしかキラと呼ばれ、賛同者と反対者を生んでいく。そしてキラを間違いなく犯罪者と決めつけた警察関係者(その責任者の一人が夜神月の父親だ)と通称「L」と呼ばれる正体不明の人物とキラとの頭脳推理戦が展開される。 このLだが、とっても若く、そして夜神月に負けず劣らずの頭脳の明晰さを持っていて、いつも甘いものを口にしながら頭を働かせているようすに変わった人物だと思いながらも引きつけられていく。 ロードショーが終わって、予告編?ではなく今公開中の「デスノート the Last name」の宣伝があった。 「な〜んだ!今回の映画の宣伝のためのテレビ放映か?」「これで映画館行かせようって魂胆だな。」って思っていた、・・・・・・ 私たちが真っ先に家族そろって映画館に足を運んでしまっていた。珍しく4人とも同時に少し空きが出来たのが幸いでした。でもわざわざ自動車道を使っていくのだから田舎はつらいね(−.−")凸 で、この後編を見た感想・・ 「面白かった。漫画を実写で描いてこれだけ楽しませるのはすごいんじゃない。(人形を五寸釘でって感じかな?・・言っていないが心の中)」(かっくん) 「藤原竜也の演技力でもっているね。私はLがいい。やっぱりインテリが好きなんだ!リュークの出番が少なかったのは、中村獅童の離婚騒動の影響かな〜?」(ちい) 「でもメッセージ性はあったよね」(息子) などと、ヒレカツフライや牡蠣フライで(私たちにしては)贅沢な昼食をとりながら語り合う楽しひとときだった。 家に帰ってつれ合いはひたすら息子が買っていた(いつ買ったのか私だけが知らなかった)漫画のデスノートをひたすら読んでいた。今朝までかかって読破するのだからたいしたものだ。私だったらまる一週間はかかりそうだヾ(;´▽`A``アセアセ ここで少し真面目に書くと、犯罪者たちはすでに法にゆだねられ、一定の裁きを受け、罪を背負い、罰を受けていくはずである。もちろん被害者から見ればその罰は軽すぎると感じて当然の場合も多いと思うし、裁判手続きもとても長期にわたるという様々な問題を抱えてはいるが、逃げられはしないと思う。もしも本当にデスノートがあるとすれは、法をすり抜け、法を利用し、法をつくり、自らを正当化しつつ罪を重ねながらも罰を受けずのうのうと生きている人々に対して使われるべきだと思うのだが、現実そんなものはないし、人間が(死)神に変わることはありえないし、一人の人間にゆだねられることでは決してない。 試して見ようかな?「あっ\(◎o◎)/!自分の名前を書いてしまった。(+。+) アチャー!!」って叫び、家族から冷笑を浴びる私であった。 ワーナー・マイカル・シネマズ広島 |