砂糖しぼり という方法で漬けたたくあん漬です。
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道長では長い間、甘口で浅漬け感覚のたくあん漬はできないかと考えてきましたが、それは技術的に難しいこと、そのためには専門の大掛かりな設備が必要なことなどの理由で、実現ができませんでした。

幸い、渥美半島の『どろんこ村』さんの紹介で、前川漬物さんとお会いすることができ、『甘口しぼり 吉之すけ』にこぎつけることができました。

生の大根の風味を生かし、より自然な味わいを大切にしました。

『砂糖しぼり』について:
 この漬け方はかなり手が込んでいます。
 収穫した生の大根を寒風干しにするのでなく、漬け込みの技術でそれと同じものを作ってしまう方法です。この方法だと、大根の生の風味も残すことができます。ですから、できあがりのたくあんはすごくフレッシュで、大根独特の甘味も味わえます。
 下に記したような、複雑な手順で作られます。
下漬け(丸のまま塩漬け)
漬けなおし(2回)
大根を半割れに切る
さらに漬けなおし
粗糖で漬け込む
米ぬかで漬ける
出来上がり

市販のたくあんでも『砂糖しぼり』という方法で作られたものもありますが、ソルビトールなどの液糖で漬け込んでしまいます。
でも前川さんのところでは、液糖は使わず、粗糖で漬け込むという手間をかけています。こうすると風味もよいし、歯ごたえがカリッとしあがります。

そして、何よりも大根のおいしい甘味風味が保たれるのです。

米ぬかにもこだわりました:
道長の地元で採れる減農薬栽培の音羽米の米ぬかを使いました。

原材料:

大 根愛知県田原市・前川洋八無農薬/無化学肥料
原 塩(メキシコ産)

粗 糖鹿児島県産サトウキビ

米ぬか愛知県豊川市・音羽米研究会減農薬栽培


市販のたくあん漬にはいろいろな食品添加物が使われています。その目的としては、
保存性
合成保存料、酸化防止剤
食 味
酸味料、アミノ酸系調味料、合成甘味料、核酸系調味料、合成糊料など
色 彩
合成着色料

食品は健康のために食べたいですね。
もちろん『甘口しぼり』には添加物は一切使用していません。

お問い合わせ:
前川漬物株式会社
〒441−3605
愛知県田原市江比間町三字郷中54
社長:前川1洋八
TEL:05313−7−0651