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作者プロフィール

作者: 野村 隆
在:   東京都杉並区


私の「病気観」

40歳を過ぎてから、運動不足と大好きなラーメンの食べ過ぎのせいで体重が約10キロオーバーの80キロ近くになり、血圧は上が140近く、下が90から100の間と、ヤバイ状態になりました。 フィットネスに通って運動をしたりしましたが、なかなか体重は減らず、血圧も改善しませんでした。 最後には医者に命令されて降圧剤を飲むことになりましたが、大きな変化はありませんでした。 そもそも降圧剤は、血管を締める神経を麻痺させて単に血圧計の数値を良くするだけのものであって、血管壁をきれいにする等の体質を改善する働きはありません。

そんな時に、「冷えとり健康法」を知ったのですが、「自分の体は自分が持っている治癒力で治す」という冷えとり健康法の考え方に共感しました。 早速、靴下の重ね履きと半身浴を実践したところ、通算半年以上の時間はかかりましたが、体重は大学生時代の体重(70〜72キロ)に戻り、血圧も正常値に戻りました。 本当にこの健康法に出会えて良かったと思っています。 減量中の体験談は「私の冷えとり体験談」をご覧下さい。

高血圧になって色々なことを考えました。 病気とはどういうことなのか、高血圧は病気なのか、あるいは症状なのか。 症状であればその原因の病気は何なのか。 さらにその病気になる原因があるとすればそれは何なのか。病気が治るということはどういうことなのか。 医者(治療家)が他人の病気を治すということはどういうことなのか、・・・・

私の基本的な考え方は、ほとんどの病気の原因は自分自身にあり、自分自身のこれまでの間違った生活習慣や正しくない考え方に由来するものだということです。 更に言えば、「症状」はあくまで症状なのであって、病気と混同してはいけないということです。 症状は病気ではなく、冷えとり健康法の進藤先生が言われているように、症状は、「病気の警告」であり、「病気の肩代わり」であり、「排毒作用」であり、また「鍛錬をさせる」という意味をもつ現象です。

これらの4つの意味は、悪いことでも忌み嫌うものでもなく、すべて「良い」ことです。 もし症状がでなければ病気は知らぬ間にどんどん進行して、人間はあっという間に死んでしまうでしょう。 症状は、症状が出た根本原因を治さなければならないという大切なメッセージであり、また人生を振り返る「気づき」の機会を与えてくれる天からの贈り物だと思います。

従って、ちょっと痛い、辛いからといって、簡単に薬を飲んだり医者に痛みをとってもらうことは、大切なメッセージを見逃し、また人生の転機ともなる気づきの機会を捨てることになります(もちろん、それが生命維持に悪い影響を与えるような強烈な痛みや辛さの場合には、薬や医者に頼るべきです)。

逆に、症状が出た場合や症状が見つかった場合には、病気がちゃんと自分にメッセージを出してくれた、あるいは、病気が全身にまわらないように「症状」になって肩代わりしていてくれたことを感謝しなければならないと思うのです。

なんだかちょっとエラソウなことを言いましたが、これらはすべて「冷えとり健康法」の考え方です。 病気から健康を考えるというのも健康観の幅が広がります。 こんなことを考えるようになったのも高血圧になったおかげです。
(2005/08/01)


「引き受け気功」

最近、藤谷康允(ふじたにやすみつ)氏の「引き受け気功」というのを本で知りました。 藤谷氏の気功は、患者の病気を引き受ける、引き取るというもので、患者は病気を吸い取ってもらって元気になり、治療家は病気の気を食べて元気になるという、これまでの気功治療の考え方をひっくり返すような療法です。

気功家は患者の邪気を受けないようにバリアを張りながら気を患者に流すのが普通ですが、引き受け気功では、患者の病気を引き受けてしまうというのです。 藤谷氏が恩師から学んだこととして「タライの法則」というのがあるそうです。 それは「タライを押すと中の水は返ってくる。 タライを引くと水は出て行く。」というものです。 「いやだ」と思うといやな事は自分に向かってくる。 一方、病気を嫌う気持ちを捨て、自分の心を開いて病気を引き受けると、自分が病気になりにくい体質に変わり、他人も自分も健康になる(病気の気が浄化されて消える)、という考え方です。

病気はそもそも悪いものではないと思って受容すれば、自分の病気を自分の治癒力で治すことができるように(自分の病気を自分が引き受けて治すという考え方)、他人の病気だって引き受けて浄化できるということなのでしょう。 世の中にはすごいことを発案される方がおられます。
(2005/08/01)

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