98年11月ホノルル日記

1998年11月ハワイ州ホノルルにおけるUSCPA受験体験記。

 11月3日(祝)  11月4日(水)  11月3日(火)  11月4日(水)  11月5日(木)  11月6日(金)  11月7日(土) 


 (あちこちに不特定多数への戯言がいっぱい出てきます。完全な本音です。見逃してやってください)

11月3日(祝)、トーキョー・タイムである。

 自宅を出発(最寄り駅まで、トランクを転がしても徒歩三分で出られます)し、各駅に止まる普通電車で泉佐野まで出る。そこから二駅で関西空港である。関空ができて非常に便利になった。関西空港は成田と違って街はずれにあるわけではなく、むしろ時間的位置的に羽田空港に近いです。-)は関空と羽田間をよく飛んでいますので、これが実感です。伊丹と比べてもはるかに便利だと思う。

 まずは何がともあれチェックイン。何よりもチェックインが最優先である。飛行機の出発時刻が変わってしまっていることもあるし、事前座席指定をかますなど、ワザ(というほどのこともないが、パックツアー専科の人には無関係の話)を使った場合も、出発予定時刻の一定時間(エアラインによって異なる)を過ぎるとリリースされてしまうことになる。
 何よりスーツケースなど機内預け荷物を捨てて身軽にならないと、空港ですべきことは意外とある。
 もっとも、今回-)は機内預けの荷物はない。三泊だし手提げかばんだけで十分。とにかく、乗りますという意思表示が一番急ぎ。よってまずは到着後、4F国際線チェックインカウンターへ。

 チェックインを無事済ませ、次いでお金関係だが、まずどうしても必要なものを先に支出する必要がある。具体的には空港利用料、2,650円。こればかりは成田がうらやましい。+αとして今回の場合は海外旅行保険、それから手荷物預け料金。これ以外には日本円は必要ない。
 保険は、いつもならエアやホテルを押さえた旅行代理店で済ませる(もっともカードに海外旅行傷害保険が付いているのでかけてもバラがけで少し増額するくらい)が、今回はいわゆる代理店を使っていない。エアはJALの支店でチケットを買い、ホテルはアメリカのホテル専門のエージェンシーの日本子会社を使った(クーポンではなく、現地精算です)。
 航空券はJALの支店で9/1に買った。ホテルは9/30に押さえる(支払いはチェックアウト時)。

 手荷物はagnès b.の黒ジャケットだが、ラムとカシミア混ではハワイには合わなさ過ぎるので、空港の行き帰りだけそれを着て、空港からはサマージャケットを着る。いくらハワイでも、外人が暑がりということは十分に考慮しなければならない。それ以上に-)の寒がりも。長袖は必須である。
 今回荷物が小さいので、ジャケットを持つ余裕はなく、預けた。こういうサービスは積極的に使うほうである。ホテルでもよくクリーニングを頼んでるし。洗濯などを自分でする時間と労力がもったいない。
 他にすべきことがいくらでもあるし、そもそも自分で洗濯などするくらいなら、最初からホテルに泊まるべきではない、というのが正しいモノの見方だろう。
 関空は確か1、2、4Fに手荷物預かりサービスがあるが、国際線到着は1Fということで、1Fで預けることにしている。

 そして両替。1Fの両替は基本的には外貨から円の両替所だが、別に円から外貨の両替をやっていないわけではない。もちろん取扱通貨は限られるが。そしてヒマ。忙しくなるのは到着便があったときだけ。ほとんどいつも空いている。
 それに引き換え、4Fの国際線出発階の両替はどうかというと、ほとんどいつも混んでいる。しかも時間が時間、祝日の夜の七時、八時だ。
 こんな時間にチェックインする便など、JL88、78便のホノルル行きくらい。待合ロビーも見るからに海外旅行に不慣れそうな連中で溢れてる。全ての銀行が毎日一日中開いてるわけではない。開いてる銀行に客が行列してる。
 そして、いくら両替するかなんて悩んだり、書類の書き方が分からなかったり、トラベラーズチェックの使い方(ぉぃ)を聞いていたりしているのだ。時間がもったいないので両替は1F。こういう意味レスな待ち時間は許せない。

→ 目的地がアメリカなら、カードでは払えないものを買う予定がない限りは、一万円分をドルに替えれば、十分です。残額はT/Cでいい(現金よりレートがいい)です。C/C、クレジットカードは絶対に必要です。持っていなければ人間としての扱いを受けられません(つまり、カード会社の審査を通らないor銀行に口座を開けない=要はまっとうな人間ではないと見られる)。フリーター(というかけっきょく無職)の-)でさえ、持ってます。
 カードはキライだ、などと寝ぼけたことを言っている人、あなたのような人が現金ばかり使うので、日本は高コスト社会になってしまうのです。早く現金を持ち歩かない、安全な生活態度を見に付けてください。日本人は多額の現金(と本物のパスポート)を持ち歩く不用意な民族というイメージができること自体が問題なんです。
 日本人は(現)金持ちで不用心(なカモネギ)だ、と悪党に思わせないためにも、自覚を持った行動をお願いします。みんなが迷惑するんです。
 アメリカ人が100ドル札という非常識な高額紙幣を使っている現場にはまだ居合わせたことがありません。

 も一つ1Fに用があって、CITIBANKのATMで、ワールドキャッシュを預ける(注:今はCITIBANKに普通に口座を持ってます)。もっとも、一度も必要になったことがない。現金で物を買うことなどほとんどない。今回はたぶんホテル以外の外で食べる機会もないだろう。現金を持ち歩くよりはマシ、という位置付けである。
 今回、予備の時計を持たなかったので、いいものがあれば免税店でスウォッチを買うかと思ったが、狙ってたironyのオートマがやっぱり売り切れていて買えず、今回は時計一つ体制になった。アラスカで時計の電池が切れたことがある(97年5月受験)だけにちょっと不安。

"Japan Airline flight 88 departing for Honolulu now boarding at the gate 40."
 当然の常識として子供連れから搭乗が始まる。もちろん、ファーストやビジネスクラスがある便なら、当然彼らが先に搭乗するし、マイレージに力を入れているエアラインは、上級会員が優先される。-)が今回使ったJALはエコノミーのみの一クラス便。

→ 実はそれがミソで、一クラス便でも機材は共通なので、ビジネスクラス用の座席、コンポーネントがちゃんとあるのだ。もちろん、サービスなどはエコノミーと同じだが、座席がビジネス用、というだけでもありがたいではないか。この「椅子だけビジネス」をピンポイントで席番指定しておけば、エコノミーよりもだいぶ楽になる。

 が、慣れてなさそな乗客たちばかり、我先にと搭乗しようとする。自分の座席番号を呼ばれる前から並んでいる。先に飛行機に乗ることに何かメリットでもあるのか?(思いつくメリットは、機内に置かれている雑誌を確保できるというくらいのものである。それくらい自分で持ち込めば?)
 他に何かあるなら教えてください。それが目ウロコなら、-)も採用させていただきます。真っ先に乗れるように手を打ちます。

 で、子供連れから搭乗がはじまる、と聞いてひとしきり混乱が起こり、JALの地上職員が「小さなお子様をお連れのお客様・・・」と触れ回り、しかしまったく何も聞いていないので子供連れがボーディングしているのを見て、慌てて乗ろうとし、乗れずに職員に止められる人たちを見ながら、-)はよくわからない。
 早く飛行機に乗っていったいどうするんだろう。帰りならまだわかる。どう考えても、機内に持ち込める量を超えていると思われる、大量の「戦利品」を機内持ちこみするバカがいるから。もたついてると、荷物を入れるスペースがなくなってしまうんです。
 あれ、極迷惑です。そういう非常識な客が近くの席にならないよう、いつも願っています。もし事故でも起こったら、絶対邪魔になりそうだから。

 席は6D。一人掛けである。機体最前部のエグゼクティヴ‐クラス用シートは、四列目までが二人掛け×左右、五列目と六列目がその間に一人掛けが入って五人であった(真ん中シートは五列目が前に椅子がなく筒抜け、六列目はすぐ後ろに2F席への階段があって後ろへのリクライニング角度が不足するという弱点がそれぞれあり、普通は二人掛けを押さえておきたいが、試験前だし、隣に気を遣うのが嫌なので、行きは六列目の一人掛けを押さえてもらった(六列目が最後尾)。

 この椅子はやっぱりだいぶいい。フットレストもあるし。枕や毛布もエコノミーとは違うものだし、おまけに半分カーテンで閉められてエコノミーと隔離されたので、まさに「気分だけはビジネスクラス」。カーテンで閉じていたのはエコノミークラスと隔離するためではなく、スッちゃんの作業スペースや食事、休憩のスペースを作るためだが。

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11月4日(水)、トーキョー・タイムである。

 機内免税品販売で、機内販売専用のJAL特製CD-ROMを買ってしまう。フライトアテンダントさんに「免税品を頂きたいのですが」と告げたところ、品目を聞かれ、「CD-ROM」と答えたところ、一瞬、間があり、「あ、はい、畏まりました」のような感じだった。こんなん買う人他におらんか。JAL現役スッチー生出演CD-ROMに惹かれた-)も-)である。
 d(^.^)★\(--;)

 さっきのフライトアテンダントさんに話しかけられた。ハワイに「試験を受けに行く」と説明すると、「いや、最初からおかしいな、とは思ってたんですよ。男の方お一人だし、他の方とはまったく感じが違いましたし、遊びに行かれると言う感じではありませんし‥‥‥」。当たり前だ。-)だって男一人でハワイになんぞ行きたくない。スッちゃんのお客の品定めは、やはりきちんとされておるという事実をあらためて痛感。

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11月3日(火)、ホノルル・タイムである。

 定刻よりやや遅れ、09:15くらいに着陸。入国審査場へのバスの中で阪急トラピックスの添乗員二人が話しているのを聞く。どうやらツアー参加者の夫婦が、一枚しか税関提出フォームが入っていないと喚いていたらしい(欲しけりゃ飛行機の中でも空港でも何枚でももらえる)。それ以前の問題として、一家族につき一枚だよ。
 入国審査である。「仕事か観光か」「休暇だ」「何日ここにいる」「三日」「ハワイからどこかアメリカの他の場所へ行くのか」「いいえ」「帰りのチケットは持ってるか」「ほれ」「一人で来たのか、家族や友人は一緒か」「昨日、友達が来た」。以上、全やりとり。

→ この係官は-)の体験しているなかでは難関の部類に入る。ポイントは最後の「友人が昨日来た」。
 男が一人でハワイに来るなど、疑念を持たれて当然で、正直に「CPA Examを受けに来た」と答える手もあるのだが、-)がそれをやると、シアトルのように大笑いされて(そのときロン髪ヒッピーでした)「がんばってこい」とやられる可能性より、別室にお連れされて詳しく話を聞かれる可能性のほうが高い。英語力、現在定職無し、う〜ん、クエスチョンマーク連発。
 よって、「昨日友達が来たよ」と言っておけば、「普通の観光客か」というわけだ。決して嘘はついてない。絶対に誰かは来ている筈だから。(笑)

 入国審査突破後、直線で税関を抜け(トランクは持ってない)、09:30にはタクシーに乗っている。荷物が小さいので、片道$1の市バスも使えるのだが、いつ着くかわからない。片道$7のエアポートシャトルもいつ発車するかわからない。高くてもタクシーである。早く部屋で休息を取りたい。ベッドでくつろぎたい。

 イリカイ・ホテル・ニッコー・ワイキキ(現ルネッサンス・イリカイ・ワイキキ・ホテル)に到着。ロビーにいきなりANJO社長の姿を発見。ANJOはてっきり試験会場近くのアラモアナホテルを確保しているとばかり思っていたので、びっくり。

 チェックインし、部屋を使っていいかと聞くと、「準備できてるからいいわよ」ということで、早速向かう。前回の試験で知り合った東京のANJOの方に再会。
 朝早いノースの便(だからノースはいやだ)で来ていて、チェックインを済ませたあと、カードキー入れに書かれている「チェックイン時刻は午後三時」を律儀に信じてロビーで待っていたようだ。部屋を使えないかどうかフロントに確認するように助言。もし本当に部屋が使えないなら、トランクをベルデスクに預けてしまわんと身動きが取れない。
 ロビーで客に巨大なトランクを三時まで管理させるわけにはいかない(もし、そんなことを許したら、彼はともかく、イリカイホテルのほうに迷惑がかかります)。もちろん彼の部屋も使えました。

 部屋に入ってリクエスト通りのキングベッド+禁煙だったことに感動。ニッコーフロアだったので、エグゼクティブルーム。
 ヒルトン越しにはなるが、ダイヤモンドヘッドがよく見える。海もきれいだし、ヒルトンのラグーンも美しい。もちろんバスとシャワーは別々だ。ホテル予約の際には、ダメもとで要求だけはしておいたほうがいい、というのをあらためて痛感。全米でもホノルルはホテル代が高い都市だが、それを考えれば$125でこの部屋ならまずまず満足だ。広い部屋好き。

 例のフライトアテンダンスさんとイリカイのロビーで会う(JALの乗務員は当然イリカイに泊まる。デルタなど他社の乗務員も見た)。だんなさんが医者ということを聞いて、さすが元スッちゃん(そのフライトアテンダンスさんはJALを退職したあと、パートで月に一、二回ほど乗っていると言っていた)と感心。きれいな方でした。息子さんが高校生とおっしゃってましたが。(笑)

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11月4日(水)、ホノルル・タイムである。

 メラトーニン+スリーピングエイドを同時飲みという荒技を使い、眠ることができた。
 -)は時差ボケに弱い、というより眠れなくなる。そのため、現地に早く行けば行くほど、睡眠不足が続き、体調が悪くなる(七日では治らないですね)。だから、行くのを遅らせ、現地滞在を短くするほうがいいということを学習している。
 目覚めたら08:52。かなりよく眠れた。
 (__).。oO

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11月5日(木)、ホノルル・タイムである。

 頃合いを見計らって07:30くらいにロビーに下りてみると、案の上、ANJOの生徒が何人もいる。
 少し距離を保って観察していると、こないだの5月受験で知り合ったANJOの社員の方とH.I.S.の担当者が現れ、みんなタクシーで試験会場に向かうではないか。
 そういうわけでその社員の方とタクシーにちゃっかり相乗りして試験会場まで(もちろんタクシー代なんて払いません。あちらさんは仕事ですから、経費が出ます)。
 話を聞くと、バスを頼んでいたのだが、時間を間違ったらしく来ないので、急遽タクシーということにしたと(今回は会場が変な場所ではないので、ANJOツアー参加者も5月よりかなり少なかったし、だいいち皆グァム受験に回ってる)。
 てことは、昨日はコンベンションセンターまでバスで乗り付けたんか・・・去年の11月、U.S.E.N.ツアーがアラモアナホテルからイリカイまでバスを出したのに並ぶ恥ずかしさである。タクシーでよかった。
 (^_^;

 試験会場で知ってる顔が少ないのに愕然とした。みんなもう合格したんやな、と思ってしまう(実際にはほとんどがリタイアしてる)。またまたひねくれた問題が出て(勉強不足なだけ)、不安。
 今回は試験会場に時計がなく、もし時計が止まったりしたらちょっと危なかった。いずれにせよ45分前に終了、提出。-)の受験票にはAREとしか記されていないので、提出時に「これでテストは終わりだね。本当にこれで終わるといいね」とプロクターに声を掛けられた。そうなって欲しかった。

→ 最終科目終了後受験票は回収されます(もしかしたら州によって違うのかもしれませんが)。受験票にカンニング用にいろいろと書き込んでいた様子で、回収されると知って(当然最後のFAREが終わる時だろうな、そんなことするんだからどうせ初受験だろう)慌てて消しゴムで消していたおバカさんがいたとか聞いた。-)も見たかったもんだ。

 -)にとって唯一の、半日だけの自由時間がやって来た。ちょっと買い物して、あとはイリカイのプールでちょっとのんびり焼こうかな・・・などと考えてた。
 一つだけ欲しかったもの、それはサングラス。実は女物。去年の11月の受験の時に買い、今年の5月の受験の時に失くし、そこで今回11月の受験の時に同じ店で同じものを買った。一年の歳月はラルフローレンのサングラスに結びついた記憶を過去のものにするには、まだ短すぎた。去年の苦い記憶が蘇った。

 なんと雨が降りだし、-)の唯一の自由時間は台無しになった(どうしてくれるんだ)。歩道を歩いていた。歩道と車道の段差部分が低くなる作りをしているため、そこに雨水がたまる。あ、向こうから手前車線に入ってくる四輪駆動のヒップホップが来る、ヤバい・・・。よけられるだけギリギリまで車道から離れたが、完全には避けられなかった・・・ファッキュー。
 (`´#)凸
 あ、前から白人の男が来るよ。すれ違い様に笑われながら話しかけられた。やっぱり見てたか。まあいいや。

→ ロビーで初心者丸出しカップルの女のほうに声をかけられ、時間を聞かれる。ツアーで来てるのである。団体行動しなければいけないのなら、時計は持ってこい。何考えてるんだ。それからそのバカップルの男のほう、ロビーで靴を脱ぐな。迷惑だ。
 ついでだ、どんどん言おう。中年男(に多い)、エレベーターに乗ったとき、閉めるボタンを押すな。いや、日本人だけのときは問題ないが、外国人がいるときには絶対に押すな。彼らが押しているのを見たことがない。ましてやここはリゾート地なのだ。
 あと、オバハン、横断歩道で点滅し始めたからといって走るな。こっちの信号はすぐに点滅し始め、その状態が続く。周りの人々の行動を観察せよ。というより、走るな。ここはハワイだ。N.Y.じゃない。歩道などを走っているバカ女を見ると、哀れみさえも覚えてしまう(ジョギングはまた違います、念のため)。
 とにかく、日本の習慣を持ちこむな。グローバル・スタンダードを実行しましょうなんてな。

 夜、「U.S.E.N.の方ですよね」と声を掛けてきた男(何でも毛糸の帽子をかぶって授業に出た時の印象がとても強く残ってたんだとさ。てことは三月か)に誘われるまま、カラオケに行くことになった。女三人男五人。
 うち-)が顔を知ってるのは二人(一人は本当に顔を知ってるだけ・・・今までに何回か試験会場とパーティでだけ見かけてたから。お互いベテラン受験生・・・早く合格しよう)、名前がわかるのは-)と同じ時期からU.S.E.N.の授業に出ていて、一回目の受験がケチカンでなくジュノーだったということ以外は、-)とまったく同じらしい女性の方だけである。早く合格せねば。(笑)

 カラオケ。-)が歌ったのはまず米米の"TIME STOP"、ここでウケ狙いにいくしかないと悟り(もう声が出ないんです)、以下は内山田洋とクールファイブの"東京砂漠"、SPEEDの"White Love"、吉幾三の"これが本当のゴルフだ!!"、声を掛けてきた男と二人で"ヒロインメドレー"(ドラえもん、サザエさん、魔女っ子メグちゃん、アタックNo.1、キューティーハニー、魔法使いサリー)。最後の締めの一曲はハワイに相応しい曲をということで、-)提案の"津軽海峡・冬景色"をみんなで歌い(おっさんが不審な目で覗いていた)、お開きとなった。う〜ん、ハワイで津軽海峡、20代には相応しくなかったのか。
 (- -;)

試験会場情報 コンベンション・センター Convention Center

観光エリアのワイキキからは少し離れたダウンタウン目の場所にありますが、歩いて行けない距離ではありません。イリカイホテルから徒歩約10分、アラモアナからですと5分もかからないでしょう。ワイキキビーチのメインゾーンに宿泊される方は、タクシーを使うことをお勧めします。(帰りはまだしも、行きは時間がもったいない)

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 11月6日(金)、ホノルル・タイムである。

 カラオケから出たのが01:00過ぎ。イリカイに泊まっている-)と顔を知ってるだけの人、イリカイに行く途中のホリディイン‐ワイキキに泊まっている方の三人はタクシー、残りは(途中でもう一人いた女の方が帰られたので男四人)カラオケ近くのホテルなのでそこでお別れ。

 部屋に帰り、荷物の整理を始めた。鞄が大きくないので、きっちり詰めないとややこしい。04:30くらいに新聞が届き(エグゼクティヴ‐フロアだと新聞はタダでついてる)、全ての見出しだけ目を通し(それでもそうとうボリュームがある)、それから寝る。

 07:00、目覚ましで起き、風呂のほうのシャワーを使い、髪を乾かし、朝食。いちおうホテル内の食事は全て20%OFF(エグゼグティヴ‐フロアの特権)なので、元の値段が高かったが、使っていた。バフェ(バイキング)があるのでいくら食ってもいいが、超少食な-)の胃袋では損である。でもまとめて精算できるのが助かる。部屋で見たエロビも食事も全部、一緒に。
 ^^;;

 朝食後、チェックアウト。今朝の朝食の分が勘定に含まれていなかったので指摘。伝票が残っている以上必ずバレる。悪意の有無にかかわらず利子付きで請求される。カードをデポジットしてるゆえ、自動的に落ちる。過剰請求だけをチェックするわけではない。

 イリカイを出発。O-Hならともかく、イリカイくらいのレベルのホテルに泊まっておきながら、エアポートシャトルでは品がない。いちおうニッコー(現ルネッサンス・イリカイ・ワイキキ・ホテル)なんだから。タクシーを使う。空港に着く。ツアーバスが停まっており、トランクと人の波。
 人前でスーツケースを開けるのはやめてください。それはとても恥ずかしいことです。
 ここでも行きと同じく団体の荷物検査が長蛇の列で、ファースト、エグゼクティヴ、エコノミーは全路線合わせて一つしかカウンターがない。
 座席指定は4Aを入れていたのに、二階席の16Aにしてもらい、ラッキー。これも、チケットを買うときに、もっといい席が空いていれば、替えてくれるようリクエストを入れといてもらったおかげである。この世界も言った者が勝つ

 ホノルル空港は確か35個くらいGateがあり、-)は今までUAだったので(マイレージ・プラスです)、確か六番など一桁台のGateだった。まったく逆側のウィングなので、だいぶ違いがあって面白かった。だって、こんなとこにまで免税店があるとは。

 待ってると待合場所がOPEN。入口に最も近いところに席を取り、あとは後から入ってくる人の定点観測。他にやることないし。イリカイから持ってきた新聞(スポーツ版だけ持ってきた。フットボールの大ファンなのです)。も読んでしまった。この場所だと搭乗ゲートに並ぶ人も観測できる。早く来すぎちゃって(前、サンフランシスコで冷や汗をかいたもんで)、暇なのだ。

 ほどなく免税品の配付引渡しが始まった。瞬時にできる待合室を取り囲むまたまた行列。こいつらほんまに並ぶのが好きやねんな。そんなもん、わざわざ並ばなくとも飛行機が出発するまでに受け取ればいいのである、レシートで確認して引き換えているのだから。早く受け取ったところでどうするんだ。何かヤバいものでも買ったのか。

 半時間が過ぎ、遅く来て席に座れなかった連中が搭乗口に並びはじめる(他にすることもないからやむを得ないか)。それを見て早合点し、わざわざ座っていた席を立ってまで並ぶ者が現れ、たちまち列が長くなる。
 いつものことなのか、そのころ「日本航空87便関西空港行はまもなくご搭乗の案内を・・・最初に小さなお子様をお連れのお客様からご搭乗の案内を・・・その後、お座席が後ろの方から順にご搭乗の案内を・・・」とアナウンス。
 いきなり元気になるファミリー。なんや、と並んでいたおやじ。その放送のあとにも、新しく待合室に入ってくる、放送を聞いていない連中がまた新たに列に加わったり。なんで、そんなに並ぶのが好きかな。意味レス。付き合ってらんない。

 10:30を過ぎ、いよいよお子様連れ搭乗開始。(まだいるんだ、飛行機に搭乗する順番は世界共通で決まっているということを知らない人が)。やはりUAとはやや客層が違っているみたい。
 そのうち座席番号が一番後ろの連中、喫煙席と格安ツアーの連中が呼び出され、喜び勇んで列に並ぶ。
 私は安ツアーの参加者ですよ、と叫んでるみたいなもんです。基本的に席が後ろになればなるほどよくないというのが飛行機。三クラス便なら前から順にファースト、ビジネス、エコノミーと並ぶ。一番後ろは担当も新人スッちゃんであることが多い(もしかしてそれ目当てか?)。

 CPA受験生で試験日翌日に帰国する人は、ほとんどいない(受験ツアー組は別)。だいいち-)のように三泊しかしない受験生がそもそもいない。

 二階席(アッパーデッキ)はさすがに広い。やはり半数以上が外人客。ちなみに15Hがスッちゃんとの対面席です。
 全員が乗ったあと、「○○さん、免税品を受け取りに来てください」と何度もアナウンスが流れる。買ったものを捨てていくのか、それともフライトを間違えたのか、ようわからん。
 なにより、DFSで買い物をするその心理が-)には理解できない。同じものを買うのなら、-)は他の店を選ぶ。あそこではモノは買えない。
 もっとも-)は酒・タバコを一切やらないので、免税であるということにメリットを感じられるアイテムがない、とも言える。
 勘違いしている人がいるかもしれないが、例のDFSで売られているものすべてが免税品だ、などということはない。いや、ほとんどが免税ではないというほうが正確だ。
 免税品でないなら専門店で買う。そのほうが信頼できる。

 11:00離陸。12:25に昼食が出た。行きと同じく半分残す。今度からはスペシャルミールのリクエストを忘れないようにしよう。JALってフルーツ主体のミールありましたっけ。なければサラダものでもまあいいですが。

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11月7日(土)、トーキョー・タイムである。

 その後、窓をお閉めくださいとうるさくアナウンスが何度も流れる。二階席には無縁の世界。-)はずっと窓のシェードを開けてたけど、手帳を開いてメモしてたらスッちゃんも何も言わなかった。隣に座っていたロコのおじさんもTIMEなんか読んでたし。
 しかし眠くなってきて、横のロコおじさんを見たら寝てたので、-)も窓を閉めて寝た。

 10:50くらいに目覚めると、リーサル‐ウェポン4の最中。面白い。12:41に明かりが点いた。同時に免税品の販売締め切りとアナウンスが入る。その後軽食。またまた残す。無理です。そんなに食べられません。

 乱気流も起こる。何度も起こっていたのだが、まず最初の乱気流時の機内アナウンスで「ただいまシートベルト着用のサインが出ております。が、何十人もの方がお守りいただいておりません(恥)。安全運行のために機長の指示にお従いください」とか、後には「日本航空でも十数人の負傷者が出ております(これは後に乱気流でなく、機長の操作ミスだったことが判明したという爆ネタ)」とか、「ユナイテッド航空では死者まで出ております。自分の安全は自分でお守りください」などとどんどんエスカレート。自分の身を自分で守れないヤツは勝手にケガでもなんでもしろ、って思うんだけど、もし実際にケガ人でも出てしまったら、そいつのせいでこっちが迷惑するわけでしょ。バカは日本から外へは出るな。
 日本語がわかる外人に乗っていて欲しくない、と真剣に祈った。いや、それより旅の無事を祈るべきだったのか。
 ちなみに-)はジェットコースターや乱気流の類は好き(不謹慎)。無重力になる一瞬がたまらない。シートベルトは着用してください。

 13:50くらいにリゾッチャ・ビンゴが始まる。ビンゴするとリゾッチャのオリジナルグッズが貰える。要らんよそんなもん。20分くらいでビンゴも終わり、着陸態勢。ロコおじさんの手荷物も出してあげた。荷物入れの使い方を教えてくれたお礼である。

 14:40くらいに着陸。15:35関空着の予定だったJL87便は14:40くらいに着いてしまい、前の席押さえてるから出るのも速いし、どこのドアがエスカレーターに近いかなども頭に入っているのでまた速いし、他人は全員バゲッジクレイムのカルーセルに向かうのに一人だけ税関に直行するし、もちろんまだ誰も出て来ていないので再両替も並ばずにすぐにできる。しかも$10札たった一枚。
 最初からあまりたくさんドルを作っていないので、円に戻さずドルのまま持っていてもぜんぜん困らない。だから、帰りの電車代分として$5も円に戻せばそれでも十分だ。ドルなら、アメリカだけでなくどこの国に行くときでも使える。いちいち出国帰国の都度両替し、わざわざ銀行に手数料をくれてやる必要はない
 で、ジャケットを受けとって15:15発の空港急行で帰って来てしまった。早かったなあ。

ひとりごと
 本当は、試験終了後、フェアバンクスへオーロラを見に行きたかったんです。
 -)の連れで、ケチカン日記に登場してるKが、11月にアンカレッジで受けた後(LPR一科目だけでした)、即フェアバンクスへ飛んだんです。で、地元の人も感心するほどの、すんごいやつを見れたらしいんです。オーロラは赤いのがスゴイらしー。羨ましい。Kとまったく同じ行動を取った受験生がもう一人いたらしいです。
 -)も、AREが終わったら即日ハワイを立ってメインランドへ飛び、アラスカに行きたかったんです。JALを使うことになり、けっきょくあきらめました。アメリカ系航空会社なら、「メインランド行きで、途中でハワイにも寄る」という航空券が買えるのですが。


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