◎ 8月24日から AXN・チャンネル「エミー賞大特集」で全10話、完全放送!
1978年度、エミー賞8部門受賞
ホロコースト
戦争と家族
HOLOCAUST
The Story of The Family Weiss
TV-Movie ドラマ
1978. USA.
私的評価 ★★★★★★★★★★

テレビ映画史上、名前を残す名作のひとつと言えるでしょう。
登場人物それぞれの、環境と心理が、追求され表現されたドラマ。

メリル・ストリープのドイツ人らしい美しさ、マイケル・モリアティーの制服姿。
ジェームス・ウッズの悲しい境遇、それぞれが、印象的。
ユダヤ人家族、ワイス一家とホロコーストの関わりと、ナチス親衛隊におけるホロコーストへの関わり。
両極を平等に観察する視点が、よりリアルに戦慄を訴えます。
ストーリー中に使われている、セピアの映像や、モノクロの写真は、本物でしょうか・・・。
凄いです。

CASTING
STAFF
クイズ











CASTING
In Alphabetical Order
Abdlf Eichmanh
アブドルフ アイヒマン
TOM BELL トム・ベル
ナチス親衛隊、少佐。
ハイドリッヒ所長の元で、ウィーンを中心とした地区でユダヤ人の、収容、輸送、処理を担当。
Rudi Weiss
ルディー ワイス
JOSEPH BOTTOMS ジョセフ・ボトムス
ワイス家の次男。サッカーが好き。
収容所へ送られる事を待つよりはと、逃亡生活を選ぶ。ヘレナとの愛を支えに、レジスタンス活動に身を投じ、たくましく成長していく。
Helena Slomova
ヘレナ スロモヴァ
TOVAH FELDSHUH
プラハに住む、ユダヤ人。ルディーと知り合い、彼に付いて行く。
Heinrich Palitz
ハインリッヒ パリッツ
MARIUS GORING
ベルタの父。元軍人、今は本屋を営んでいる。
Berta Palitz Weiss
ベルタ ワイス
ROSEMARY HARRIS ロゼマリー・ハリス
Dr.ジョセフ・ワイスの妻。このお母さんもけっこう頑固で、強いです。ドイツ人ですから。
Heina Muller
ハインツ ミューラー
ANTHONY HAYGRTH
ドイツ軍人。インガの弟の友人でもあり、インガに好意を持っている。
Erik Dorf
エリック ドルフ
MICHAEL MORIARTY マイケル・モリアティー 
広いおでこが特徴ですが、背が高くて親衛隊の制服が、似合ってしまってカッコイイのです。制帽も似合うんですよ。その帽子のマークが、どくろをかたどっているんですが、歴史的事実でしょうか?。意味がありすぎて怖いですね。
法律家。パン屋の息子。生活のために、妻の進めでナチス親衛隊入隊の面接を受ける。
まじめに取り組む仕事ぶりを買われ、出世を続け、ハイドリッヒの副官と呼ばれるようになる。
妻と子供達の存在が、唯一の支え。それでも、自分の仕事に悩み始めるが、妻の叱咤に、後戻りできない事を教えられ任務を遂行する。
Marta Dorf
マルタ ドルフ
DEBORAH NORTON デボラ・ノートン
エリックの妻。夫の出世が自分の人生と言わんばかりに、エリックを叱咤激励し前進させる。
とても、心臓に病を持っているとは思えない恐妻ぶり。
Lowy
ロウイ
GEORGE ROSE ジョージ・ローズ
印刷や。ポーランド人、Dr.ジョセフ・ワイスを主治医にしている。
Dr.ワイスと共に、送還され、モーゼスたち仲間のビラ印刷を担当する。
Uncle Kurt Dorf
カート ドルフ
ROBERT STEPHENS ロバート・スティーブンス
エリックの叔父。はじめは、エリックの昇進を喜んでいたが、徐々に、彼の仕事内容に疑問を抱きはじめる。
Inga Helms Weiss
インガ ワイス
MERYL STREEP メリル・ストリープ 
透き通るように白い肌、輝くブロンドの髪。まさに、うつくしいドイツ人。
さすが、メリル・ストリープ、うまい!役者!。弱気なカールを支え、それを自分の支えとして生きる。
エリックの妻といい、このインガといい、ドイツ女は頑固で強い!。
アウシュビッツへ 送られてしまうカールを追いかける、二人の別れのシーン・・・ インガの姿!泣ける・・・、うまい!
カールの妻。
カールを愛するがゆえ、自分を犠牲にする事もいとわず行動する。
Moses Weiss
モーゼス ワイス
SAM WANAMAKER
Dr.ジョセフ・ワイスの弟。ワルシャワで、薬屋をしている。
送還された兄や、仲間達と、ナチスへの抵抗を呼びかけ、行動を起こす。
Heydrich
ハイドリッヒ
DEVID WEANER デヴィッド・ワーナー
ナチスの、ゲシュタポと親衛隊の隊長。ユダヤ人抹消の任務を遂行する。
彼の椅子を狙う部下も多く、家系に、ユダヤの血が混ざっているのではという、噂が広まる。
Dr. Josef Weiss
ジョゼフ ワイス
FRITZ WEAVER フリッツ・ウィーヴァー 
この11年後、ウッズ主演の『ドランカー』で、再び共演します。
ドイツで開業する医師。ポーランド人。カール、ルディー、アンナの父。
ポーランドに強制送還され、モーゼスと共に行動を起こすべき準備を始める。
Karl Weiss
カール ワイス
JAMES WOODS ジェームス・ウッズ 
ユダヤではないインガと結婚した事で、インガに余計な苦労をかけてしまう自分を責めるカール。内面的な表現に終始するこの役で、ウッズの名前と顔を覚えた人も多いはず。
30代が、スタートしたばかりのウッズ、この後、話題作が次々と彼の出演を待ち構えています。
ワイス家の長男。商業デザイナー。
ユダヤ人であるために、就職先が見つからず、絵を描いて過ごしている。
無実の罪で、検挙されてからほぼ7年近く、収容所の生活を送る。
最後の収容先となる、アウシュビッツへ送られる事を知ってから、生きる気力を失ってしまう。












STAFF
Written by
-原作情報-
GERALD GREEN ジェラルド・グリーン
この8年後、オリバー・ストーンと『サルバドル』をプロデュースします。
Photographed by
BRIAN WEST ブライアン・ウエスト
Supervising Film Editor
STEPHEN A.ROTTER
Film Editor
ALAN HEIM
BRIAN SMEDLEY−ASTON
Music by
MORTON GOULD モートン・グールド
Production Designer
WILFRID J.SHINGLETON
Costume Designer
PEGGY FARRELL
EDITH ALMOSLINO
Karl‘s Art Work by
GEORG ESLER
Exective Producer
HERBERT BROOKIN ハーバート・ブロドキン
Producer
ROBERT BERGER ロバート・バーガー
Director
MARVIN J.CHOMSKY マーヴィン・J・チョムスキー
テレビ映画の世界で活躍しています。
この前年には、『ROOTS・ルーツ』の監督として名前を連ねています。


















クイズ

ジェームス・ウッズが演じるカールが、表向きにさえ言いがかりでしかない捕らえ方をされ、
最初に送られた収容所ブッヘンバルトにおいて与えられた、囚人服のワッペン付けの作業のうち、
ピンクのワッペンが意味するものは、何でしょうか。






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