晴れて教習開始。
■2003年10月17日■ 入所。
入所の費用を納めてから待つこと5日。受付のねーちゃんのふざけた一言で、しばらく職場を休むわけにも行かず、悶々とした日々が続いた。
午後2時に受付を済ませ、視力測定、写真撮影を行う。教習原簿を作成してもらい、待つこと30分。二輪担当の先生に連れられて二輪待合室に移動。今日、2輪で入所するのは自分を含めて2人らしい。
その後、教習に当たっての注意事項を聞き、適性検査。
適性検査とは、運転についての適性を測定するペーパーテストで、敏捷性や注意深さなど、ドライバーとしての適性を測るためのものらしい。受けたのは、二輪では自分だけで、あと、普通免許の人が1人。広い教室に教官含めて3人だけというのは、さすがに寂しい。(2輪飲もう1人は、この教習所の卒業生なので、適性試験免除。)
適性検査が終わったら無罪放免。その後乗れたら良かったんだけど、スケジュールがあわず断念。次回は、日曜日だ。。。
■2003年10月19日■ 教習1日目:やっとこの日が・・・
第1段階 |
1時間目(1) |
1 車の取り扱い
2 自動車の構造と運転装置の取り扱い
3 運転姿勢
7 安全走行 |
2時間目(2) |
4 ブレーキ操作のしかた
5 発進および停止のしかた
6 変速操作のしかた |
ようやく、実技講習を受ける日が来た。乗れるときは乗れるだけ乗ろうという意気込みで、さっそく2時間連続で予約したのが吉と出るか凶と出るか・・・。(^^ゞ
さて、その1時間目ですが、「車の取り扱い」ということで、押して歩く、倒して起こす。サイドスタンド・センタースタンドを立てる、おろすなどの動作を行う。今日は、教習生2人に対して教官1人。もう1人の教習生は、歯科医の先生だそうだ。駅からの便利がいいと言うことで、岡山市内から通っているんだとか。なかなか日程もとれないようで苦労しそうだと思う。
2時間連続だったので、センタースタンドを立ててエンジンをかけ、シフトチェンジの練習、半クラッチの練習なども多少行った。
2時間目。半クラッチの練習を続け、周回コースを実際に走ってみる。原付時代の癖が抜けないのか、どうも後ろブレーキを使わずに止まってると言うことで指摘を受ける。なかなか難しい。車では足でブレーキを操作しているはずなのに・・・(苦笑)
今回、ブレーキ操作と併せて苦労した点。それは、発進および停車の手順だった。
二輪車は右足で後ろブレーキを操作する関係で、右足をつく場面は発進時にシフトをニュートラルからローに入れる時ぐらいしかない。(停車時に右足をつけてしまうのは、後ろブレーキを使っていない証拠。)まず、この点で苦労した。また、発進の手順は、
- 周囲の安全を確認し、サイドスタンドを解除する。(この時、フロントブレーキは握る)
- フットブレーキペダルを踏み、サイドミラーを調整する。(自車なら絶対忘れそう…)
- イグニッションをONに切り替える。
- フロントブレーキペダルを握り、エンジンを始動する。
- 発進の指示器を出す。
- 後方の安全確認を目視で行う。
- ギアをローに入れる。
- 発進する。
2段階に入った今でも、1番のサイドスタンド操作を忘れちゃうのはいかがなものか…(^^ゞ
■2003年10月21日■ 教習2日目:まあ、ぼちぼちでんなぁ
第1段階 |
3時間目(3) |
8 円滑な発進・加速
9 速度の調節 |
4時間目(4) |
10 ブレーキ操作
11 バランスの取り方(直線) |
1時間目は右左折を中心に。30m手前で指示機操作。車線変更。(もちろん、後方への目視確認を忘れずに)一連の動作ではあるが、まあ、何とかなった。
2時間目は、制動。周回コースを使ってエンジンブレーキの体験をした後、制動コースで35km/hからの制動を行う。前後のブレーキ、エンジンブレーキを適切に使い、止まるのが大切だが、まだ、後ろブレーキをうまく使いこなせない。
その後、直線狭路コース(通称、一本橋)を体験。検定では指定秒数以上の時間をかけて渡るべきところだが、とにかく渡ってみようと言うことで、かなり早い時間で渡った。今回はこの程度のものかというところであったが、この一本橋が、次の時間、悲劇を生む(爆)
■2003年10月23日■ 教習3日目:大丈夫、なのか・・・
第1段階 |
5時間目(5) |
11 バランスの取り方(直線)
12 バランスの取り方(曲線) |
6時間目(6) |
とうとう、この日が来てしまった(爆)。一本橋集中講座。
まず、2つのパイロンの間を8の字で回る。左回りはうまくいくのだが、右回りがうまくいかない。教官に、「進行方向を意識して視線を向ける」とアドバイスを受けるが、なかなか、ダメ。とうとう、今回の教習で初めて車体を倒してしまった。起こすのが大変でしたねぇ・・・
その後、恐怖の一本橋。まずは板に乗ることだけを意識しすぎて視線が足下へ。バランスを崩してすぐ落下。これを何度も繰り返してしまう。普通に走るときの発進はかなり慣れてきたのだが、一本橋を意識すると全然ダメ。教官に「一本橋を変に意識せず、普通に発進する。バランスで方向を変えるのではなく、ハンドルで方向を変える」と何度も言われるが、なかなか・・・。結局、1時間目は一本橋でおわり。
2時間目。相当へばってますが、まだまだがんばる(^_-)-☆
肩の力を抜いて、前方へ視線を意識することでだいぶ一本橋はよくなった。
その後、S字、クランク、スラロームとやったが、これは難なくクリアできた。今から規定病秒数とかを意識するのではなく、課題を着実にこなせるようになるほうがいいみたい。
前ブレーキの癖が抜けないみたいで、しっかり申し送り事項に「前Bは課題中は使わないように」というお達しがかかれていた(情けない・・・)。
■2003年10月25日■ 教習4日目:シミュレーター1
第1段階 |
7時間目(7) |
13 車両特性をふまえた運転 |
シミュレーターのためだけに、休日返上で教習所へ来た自分。一本橋も不安がまだ残るが、今日は気を取り直してシミュレーターをがんばってみる。実車と違い、思うように曲がってくれない。これで、車両特性が・・・って言われても、正直困るのだが、早すぎると曲がれないっていうことだけはわかった。これは、免許取得後、自車でやってみるしかないが、実際にやって転倒したら死ぬしなぁ。。。
■2003年10月26日■ 教習5日目:坂道発進
第1段階 |
8時間目(8) |
14 坂道の通過
15 坂道における停止および発進 |
今日の特筆すべき事項は、「坂道」強化(笑)。1コースを走り、坂道を同じギアで通過する原則を行う。
次に、坂道発進の手順を。上り坂の途中でいったん停車。(これがまた難しいが)停車時にギアをローにしてないと間抜けなことになるので注意が必要。リアブレーキをしっかりかけ、フロントブレーキを解除してスロットルを開く。半クラッチで動力を加えつつ、徐々にリアブレーキを解除して発進。(もちろん、発進手順の前に、後方確認をしなきゃダメ)
その手順を数回行い、下り道での発進手順を1回だけ行い、ある程度めどが立ったところで、残り時間に一本橋。まだ虐めますか、先生・・・(^^ゞ
3回トライして、1回しか通過できなかった。こんな調子で1段階みきわめ、できるんでしょうかねぇ・・・(^^ゞ
■2003年10月27日■ 教習6日目:第1段階みきわめ
第1段階 |
9時間目(9) |
8 円滑な発進・加速
9 速度の調節
10 ブレーキ操作
11 バランスの取り方(直線)
12 バランスの取り方(曲線)16 教習効果の確認(みきわめ) |
最初、教官の模範運転に追従して「1コース」を回り、その後、教官が追従しながらの「みきわめ」。
コースは、発車→本線合流→視界不良交差点通過→障害物回避(車線変更)→指定速度(35km/h)通過→進路変更→右折→踏切通過→交差点通過→一時停止後左折→左折→信号交差点通過→視界不良交差点左折→右折→一本橋→左折→クランク→右折→右折→スラローム→左折→左折→S字→左折→左折→坂道停車・発進→本線合流(左折)→視界不良交差点右折→信号交差点左折→一時停止後右折→制動→本線合流→左折→右折→停車。
まあ、今回は無事に一本橋もクリアでき、みきわめは合格しました。
補習券を覚悟したのですが、無事に規定時間で第1段階クリアでした。
■つづく
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