関連リンク
・小学館ホームページ内『画像使用・著作権について』
・名探偵コナン検索サイト『CONAN STIMULATE』
上は小学館のHP内にある「画像使用・著作権について」の注意。そうして下はその小学館発行の週刊少年サンデーに連載されてる「名探偵コナン」を扱ったHP専門の検索サイトです。2000/4現在、登録数は340。
現在著作権に関してこのような対応を取っているのは小学館一社のみですが、もしこの注意が厳正に適用されれば、検索サイトに登録されているほぼ全てのサイトが閉鎖、もしくはコンテンツの削除を求められることになると思います。
個人的見解ですが、誰かに「読んでもらいたい」という気持ちが作品の核だとしたら、著作権というのはその作品を便利に流通させるために入れる箱みたいな物だと思うんですよ。少なくとも“創造”の現場は著作権とは別の次元にある。作品を流通させる時、綺麗な箱じゃなくて緩衝剤に包んだだけでもいいんじゃないかとか、作品は作者の手を離れた時点で読者のもの(公共物)になるんじゃないかとか、作品世界を出版社が管理していいのかとか…ちょっと考えて欲しいので並べてみました。
けっこう興味深い問題だと思いませんか?…って当事者なんだけどね、自分。