自分の犯行をベストセラー小説に仕立てて欲しい殺し屋が、
警部補でもある作家に、現場を案内しながら取材を手助けし、最終章を自ら演じて見せる。
ストーリーや設定としては面白いけれど、その面白さが表現しきれていないかな?って感じ。
サスペンスが持つべき、緊迫する盛り上がりが、もう少し欲しいかもね。
ウッズが、演じるクリーブの殺し屋としての感が鈍っていない事は、
ストーリーの中で確認できます。
ではなぜ、センチメンタルなのか、そのあたりを汲んで欲しいですね。
★
クリーブ
JAMES WOODS ジェームズ・ウッズ
自分が犯した罪を考えると、死を持ってしか償えない。しかし、自分の存在を何かで残したい。珍しくセンチメンタルな殺し屋を演じるウッズです。
殺し屋らしい最後の結末を 自分ながらにシナリオを描いている クリーブが、淡々として、ニヒルです。
殺し屋。デニスが小説にした、15年前の事件の首謀者。
その後、デビッド マドロックに雇われ、彼とその会社にとって不都合な相手を始末してきた。が、クビにされたため、マドロックの悪事と自分の犯行を、再びデニスに小説として発表させる事で、マドロックの告発をもくろんでいる。
デニス ミーチャム
BRAIN DENNEHY ブライアン・デネヒー
太リ気味をキャラクターにしている役者は多いけど、この人細い時は、めちゃ、かっこいいんじゃないかなって感じ。この5年前、『スプリット イメージ』で ウッズとは、共演済み。
警部補。15年前、警官当時に遭遇した事件を、小説に書いてベストセラーとなり、二足のわらじを履いてきたが、それ以後ヒットする小説を書けずに、編集者などからの催促が絶えない。そんな折、近づいてきた男は、いろいろな事件のファイルを置いていく。
クリーブを逮捕したいが、本も書きたい。彼と犯行を辿る取材を続けるうち、クリーブが最後に何を見せようとしているのか・・・気が付いた時には・・・。
ロバータ ギリアン
VICTORIA TENNANT ヴィクトリア・テナント
ホリー ミーチャム
ALLISON BALSON アリソン・バリソン
デニスの一人娘。
デビッド マドロック
PAUL SHENAR ポール・シェナー
カッパ社の会長。表向きは、優良企業の会長、しかし陰ではクリーブを使って汚く成長してきた。
クリーブに、悪事を暴かれる事を阻止するべく、彼の命を狙う。
グラハム
GEORGE COR ジョージ・コー
カッパ社の顧問弁護士。
フォスター
ANN PITONIAK
クリーブの母
MARY CARVER マリー・カーヴァー
クリーブの父
HAROLD TYNER
モンクス
SULLY BOTAR
アニス
KATHLEEN LLOYD キャサリーン・ロイド
パールマン
JEFFREY JO SEPHSON
表向きは、カッパ社の宣伝担当。
★
MICHAEL McLEAN
DAIAN DIMEO&ASSOCIATE c.s.a.
JAY FERGSON ジェイ・ファーガソン
BUDD CARR
DEVID ROSENBLOOM
GENE RUDOLF ジーン・ルドルフ
『カリブの熱い夜』では、プロダクション・コンサルタントを担当してます。
FRED MURPHY フレッド・マーフィー
JOHN DALY ジョン・デイリー
DEREK GIBSON デレク・ギブソン
このお二人、『サルバドル』、『コカイン』 の製作総指揮も コンビでやってます。
LARRY COHEN ラリー・コーエン
CARTER DE HAVEN カーター・デ・ヘイブン
JOHN FLYNN ジョン・フリン
★
けっこういい曲です。
★
小説家と警部補、二足のわらじを履くデニス ミーチャムですが、
15年前の事件をもとに書いたベストセラーのタイトルは、『INSIDE JOB』です。
では、クリーブの願いをかなえる形で、ベストセラーとなった今回の本のタイトルは何というでしょう。
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