1996年、ゴールデン・グローブ賞 (テレビ・ドラマ部門) 作品賞受賞。
誘導尋問
けがれなき証言者たち
INDICTMENT
The McMartin Trial
TV・Movie
1995. USA.
私的評価 ★★★★★★★★★★

ズバリ、「社会派」。実際の事件と裁判のゆくえを、取り上げた作品。
エグゼクティヴ プロデューサーに、オリバー ストーンが名前を連ねている訳だから
何か訴えたい、問いかけたい、考えろ!って作品なんだと、ピン!とくればたいしたもの。
そう、「世論」に、もの申す作品ってところかな。
「世論」に威圧され、立場と体面を無視できなくなった検事局側のあせりが、つまずきを招く。

んんー、いかにも重たそう・・・。でも、おもしろい。
主題は重いけど、作品はスピード感があって、暗くないし痛快!。と言っては、事件に申し訳ないけど・・・。
興味深く、引き込まれて最後までおもしろい。

CASTING
STAFF
クイズ










CASTING
Danny Davis
ダニー デーヴィス
JAMES WOODS ジェームズ・ウッズ 
弁護士の役です。ここらで一発咲かせたい、下心たっぷりの弁護士が、本気出して巻き返しをはかるあたりから、グイグイ加速していく感じが痛快です。さすが 「スピードマン」本領発揮!
円熟味を増したウッズの弁護士、キャリアとキャラクターがバッチリはまって、見ごたえがあります。その証拠と言っては なんですが、ゴールデン・グローブ (テレビ・ドラマ部門)主演男優賞にノミネートされています。
ウッズは、子供とのシーンにやさしい自然なサポートで接している感じがします。この作品もそうですが、『コップ』での娘とのシーンや、『この愛のゆくえ』などでも見かける事が出来ます。
弁護士。結果は、“シロ”でも“クロ”でもいい、顔と名前を売るために途中交代で引き受けた仕事。それが、世論さえ敵にまわし 人間性すら否定される方向へ進んでしまう。
ひとつずつ、真実が見えてくる・・・。検事局側の体裁をつくろう動きに、怒りが爆発!。
Lael Rubin
ラエル ルービン
MERSEDES RUEHL メルセデス・ルール 
わき目も振らずにまい進してしまう女検事を好演。気の強そうな顔立ちが、いかにもぴったり!。『フィシャーキング』では、助演女優賞を 総なめにした実力派。ウッズ演じる弁護士と互角に戦う迫力は、さすが 本物!
検事。特別な性的嗜好を持っている者に、犯罪を重ねる見方が強い。
絶対の自信と、正義感を持ってこの事件を「告訴」する。“クロ”に押さえれば、出世の道が開くことも判っている。
Judy Johnson
ジュディー ジョンソン
事件の第一通報者。マルコム2歳半の母親。
Virginia McMartin
ヴァージニア マクマーティン
SADA THOMPSON
保育園経営、76歳。彼女の保育園が、事件の舞台となる。
Rey Buckey
レイ バッキー
HENRY THOMAS ヘンリー・トーマス
彼の成長ぶりが、微笑ましいです。この ヘンリー・トーマスこそ あのスティーブン・スピルバーグの傑作 『E.T.』で、E.T.と主役を張ったエリオット少年です!13年経って今では さすがにソバカスは 消えているけど面影は、残っています。その時の妹役は、ドリュー・バリモアでしたね。
けっこう みんな子役からがんばってるよね。       (Thanks to May)
この前の年『ウェストン家の奇蹟』で、すでにウッズとは共演済み。
E.T.』のディレクターズ・カット版が製作中だとか かわいいヘンリー・トーマスにまた会えるね。
第一被疑者。ヴァージニアの孫、ペギーの息子。保育園を手伝っている。
Peggy Buckey
ペギー バッキー
SHIRLEY KNIGHT シャーリー・ナイト 
体を張った演技、敬服します。
その演技が評価され ゴールデン・グローブ賞 (テレビ・ドラマ部門) 助演女優賞に輝きます。
保育園の先生、ヴァージニア マクマーティンの娘。
Waynt Sats
サッツ
MARK BLUM マーク・ブラム
ニュースキャスター。視聴者から支持され人気がある。
Peggy Ann Buckey
ペギー アン バッキー
ALISON ELLIOTT アリスン・エリオット
高校教師、ペギーの娘、レイの姉。
Christina Johnson
クリスティナ ジョンソン
CHELSEA FIELD チェルシー・フィールド
検事補。公正を理解するが、ルービン検事の勢いに押され気味。
Glenn Stevens
グレン スティーブンス
JOE URLA 
口ひげが、濃すぎない?。
検事補。調べを進めて行くうち見えてきた真実に、自分の立場を疑問視する。
Dean Gits
ディーン ゲイツ
SCOTT WAARA
判事から指名を受けた弁護士。デーヴィスをサポートする。まじめ。
Freeman
フリーマン
証人。拘留中のレイと、同じ監房だった。
Diana Sullivan
ダイアナ サリヴァン
VALERIE WILDMAN ヴァレリー・ワイルドマン
ここでは、美人の人妻を演じて色っぽいです。これより9年前、『サルバドル』でも美人ニュースレポーターの役でちょっとだけ ウッズと絡んでます。
証人。ピラミッド研究会で、レイと写真に写っている。
Ira Reiner
アイラー ライナー
RICHARD BRADFORD リチャード・ブラッドフォード
四角い怒っているような顔付きが、特徴のようですが・・・。これより10年前、『ブラックテロ 兇行』では 警部補の役で ウッズと共演済み。
判事。ジョージ判事が担当を降りたため、後任として引き継ぐ。
Kee McFarlant
キー マクファーラント
LOLITA DAVIDVICH ロリータ・デヴィドビッチ
実態のないプライドが あだとなるキーの役を、鼻持ならないニュアンスで演じていてうまい。ウッズ演じる弁護士との法廷でのシーンは、山場です。
CII、国際児童研究所勤務。幼児虐待を受けた子供達のカウンセリングを行っている。











STAFF
Music PETER RODGERS MELNICK ピーター・ロジャース・メルニック
Casting MALI FINN
Production Designer HOWARD CUMMINGS
Edited RICHARD A.HARRIS リチャード・A・ハリス
Director of Phptography RODRIGO GARCIA ロドリゴ・ガルシア
ハンディーカメラ的な動きのあるカメラワークが、ドキュメンタリータッチのたまもの。
ニュースフィルムは、当時の本物を使っているとの事。
Produced DIANA POKORNY ダイアナ・ポコーニー
Exective Producers JANET YANG ジャネット・ヤン
OLIVER STORN オリバー・ストーン
オリバー ストーンのこだわりが伝わってくるよ。
この同じ年、『KILLER』でもエグゼクティヴ プロデューサーにたずさわり、
監督としては、『ニクソン』を発表。どれにもウッズが、出演します。
Exective Producer ABBY MANN アビー・マン
Written ABBT MANN アビー・マン
MYRA MANN マイラ・マン
シナリオの完成度が、すばらしいからこその出来だと思うのです。
Directed MICK JACKSON ミック・ジャクソン













クイズ

判事から指名を受け、デーヴィスと組んで弁護活動を進める事になった、
ゲイツ弁護士は、まじめでやさしさのあるヤツです。
さて、彼は何歳でしょうか。






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正解者の中から抽選で、素敵な賞品があたりません。
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