2018/6/11

 
No.609

ビンディングシューズ

 延延と続く真夏の舗装路を逃水を追いかけながら。そして、いつ行き着けるのか、終わるのか、つづら織の坂道をひたすらペダルをこぎ続けて進むサイクリング。

 学生時代の自転車旅行が忘れられず、ふたたび自転車にはまって3年経過。その間に、いろいろ縁もあって、わが自家用自転車は現在3台。

 というわけで、新しくロードバイクをしつらえたのを機に、SPDという方式のビンディングペダルを導入。これにはセットで専用のビンディングシューズが必要となる。『ビンディング』とは『結び付ける』という意味。『バインダー』という書類を束ねるための文具があるけれど、本来『バインディング』と発音するのが正解。この靴の底には金具が取り付けてあり、それとペダルの金具をカチッと固定し、ペダルへの力を効率的に伝えようというもの。

 こうすると、上り坂や急加速などで力を必要とするとき、ペダルを踏み込むと同時に反対側の足で引き上げることができるという利点がうまれる。ペダルとシューズは、踏込んで固定、足首をひねればワンタッチでそれが外れる仕組みになっている。

 とはいえ、走行する自転車を停めようとするとき、手際よく固定を外さないと足が地に着かず『立ちコケ』というまずい結果となってしまう。

 この事態を事情を知らない方が傍観すると「あの人何やってんの」と不思議に思うほど無様です。ぼくは、もうこれを二回もやってしまいました(ハズカシー)。自転車歴の長い方々に聞くと、みな様経験済み。哀れ、土手の下に転落したという方も。でもまあ、どなたも致命的な怪我を負ったという方もいない(いればもう自転車は乗っていない?)様子。
 とにかく慣れるまでの辛抱とは思うのだけれど、はっきり言って、このような装備は素人のサイクリングにはあまり必要ともいえないのではないかしら。

 もうひとつ、サイクリストを自称するほとんどの人は、そのいでたちを上下の『ジャージ』と称するピチピチの装束で身を固めている。速やかに汗を吸収し、発散させることで体温の上昇を防ぎ、テーピング効果により、身体の動きをスムーズにするという効果があるそう。

 どうでもいいのだけれど、その窮屈感と露出感、みなと一緒というのに抵抗もあり、ジャージ化は上半身に止めてます。

 今の夢。自転車で○○一周か。

靴底に金具が取付けてある