小山さん夫妻

小山農園


愛知県新城市(旧鳳来町)で梅の生産



夏、奥に鞍掛山(882.6m)を望む

旧鳳来町(現新城市)の四谷地区といえば日本に数ある千枚田(棚田)の中では、その規模もさることながら、風光の美しさでも知られたところです。

小山柳二さんはここで生まれましたが、公務員として大阪に勤務。その後、今から20年ほど前、アイターンでふるさとに帰り、梅農家になりました。

風光明媚な四谷千枚田の一角に小山さんの梅畑があります(左の写真ではもう少し手前の方)。約3反の畑に20本の梅の木があり、植樹してから25年ほど。

そしてさらに、左の写真は小山さんの自宅から写したもの。玄関の戸を開ければ、なんともうらやましい限りの眺望。

冬景色

同じく地元の梅の生産者、長谷川さん
梅の栽培・生産はデリケート。水を多くほしがるくせに水はけがよくなくてはいけない。春に葉が茂っても、梅の木全体に日照が行き渡るように剪定をしなくてはいけない(寒の頃、梅の木が眠っている間に)。あわせて必要ならば肥料も。

とくに無農薬で栽培するのはたいへんです。たとえば梅の樹皮にコケが付くとします。コケは梅の木の枝に芽吹こうとする新芽までも覆ってしまい、湿気をあたえ、木の養分さえも消費してしまいます。コケというと気楽に考えてしまいますが、これが結構深刻なのだそうです。決定的な対処法としては『農薬』ということになってしまいます。でもそれが使えないというならば、剪定で日当りをよくしてやるくらいしか方法がない。コケの発生も立派な病気といえるのかもしれません。


梅畑にて
果樹農家にとって、作物との付き合いはそれが樹木であるがために、長い間の付き合いになってしまいます。野菜や米のように、そのシーズン限りというわけにいきません。せっかく育ててきた梅の木を枯らしてしまうのか、生かすのかの二者択一をしなければならないときもあります。

小山さんの梅の木には農薬を使っていませんが、無農薬ということの難しさ、大変さに頭の下がる思いです。



お問い合わせ:
小山柳二
TEL:0536-29-9506
愛知県新城市四谷291
E-mail:r-koyama@tees.jp