水の子会は八代海に面しており、水俣病に苛まれた水俣市の北約30kmほどの氷川町にあります。そして、水の子会の原点には、
●熊本県民として水俣病のことを忘れてはいけない
●二度とこのような悲劇を繰り返してはいけない
という想いがあります。
農業とは環境との調和を基本としなければ、それを汚染・破壊してしまいかねない活動です。農薬や化学肥料の多用により、生産を高めようとするあまり、現代農業は環境に対して大きな負荷を負わせています。
水の子会の理念には、おなじ熊本で起こってしまった水俣病のような、化学物質による環境破壊を二度と起こすまいという強い意志があります。道長としても強く共感します。
水の子会は1991年設立。現在40軒ほどの農家が参加。無・減農薬農産物の生産をしています。株式会社水の子は会の農産物を加工・流通しています。
主な農産物は柑橘類、レンコン、イグサ、その他農産物一般。道長ではおもにレモン、レンコンをお願いしています。 |