アメリカ大陸横断「6232.5km」の記録 2005年

レンタカーによるアメリカ大陸横断(サンフランシスコ→ワシントンDC)に挑戦しました。

帰りの飛行機のチケットとレンタカーの予約のみを日本で手配して出発しました。

サンフランシスコに到着したのが、2005/2/7(月)。
ワシントンDCからの帰りの飛行機を2005/2/17(木)に予約しましたので、それまでに
辿り着けないと、帰国する事が、できなくなってしまいます。

残された日数は、11日間。さて、どうなることやら・・・。


日本での準備編

2/07 日本出発 自宅 → 成田空港 → サンフランシスコ空港

2/07 大陸横断1日目:357.5mi(575.2km) San Francisco Airport → Tehachapi
2/08 大陸横断2日目:423.9mi(682.0km) Tehachapi → Primm
2/09 大陸横断3日目:470.6mi(757.2km) Primm → Flagstaff
2/10 大陸横断4日目:435.6mi(700.9km) Flagstaff → Santa Fe
2/11 大陸横断5日目:424.2mi(682.5km) Santa Fe → Shahrock
2/12 大陸横断6日目:611.6mi(984.1km) Shahrock → Benton
2/13 大陸横断7日目:392.8mi(632.0km) Benton → Nashville
2/14 大陸横断8日目:530.0mi(852.8km) Nashville → Staunton
2/15 大陸横断9日目:209.0mi(336.3km) Staunton → Arlington
2/16 大陸横断10日目:18.3mi(29.4km)  Arlington → DC National Airport

全工程走行記録

2/17〜18 米国出発 DC空港 → シカゴ空港 → 成田空港

総走行距離:3873.5mi(6232.5km)

稚内の宗谷岬から、鹿児島の佐多岬までが、2300kmだそうです。
つまり、1往復半したのとほぼ同じ距離です。

サンフランシスコ州、ネバダ州、アリゾナ州、ニューメキシコ州、テキサス州
オクラホマ州、アーカンソー州、テネシー州、バージニア州
そして、ワシントン・コロンビア特別行政区と走破しました。

4日目には、ハイウェイで、アリゾナ州警察のパトカーに停められて
罰則の無い警告切符を切られたりもしました。
翌日の5日目にも、今度は、ニューメキシコ州警察のパトカーに停められて
同様に警告切符を切られました。

レンタカーした車は、GM シボレー インパラ V6 3.4L でした。
オートクルージング機能、これがなかったら完走できなかったと思います。
ハイウェイでは、とても重宝しました。
オートクルージングを1度セットしたら、そのまま数時間、ハンドル操作もなく
ただ直線を走り続けるなんてケースが、多々ありましたので。

ナビは、装着されていませんでしたが、地図を片手に、道に迷う事は、ほとんど
ありませんでした。デスバレーで、ミスコースして、ダート路に迷い込んだ時は
ちょっと焦りましたが・・・。

初めて訪れたアメリカですが、とても自由で、平等な国だと言う印象を
受けました。

さまざまな人種で構成されて、典型的なアメリカ人なんていなくて
また、特定の職業に、特定の人種の人がつくこともありません。

また、ハンディキャップを持った人にもとても優しく
ちょっとした、ガソリンスタンドの駐車場でさえ、車椅子の人の
優先スペースがあります。
ホテルやお店、またトイレも、車椅子の人が、当たり前のように使えるようになって
います。

もちろん、この国には、広大なスペースがあると言う事が可能にしているのかもしれ
ません。

この国は、とても資源が豊かで、土地が余っていると感じました。

長かったとような、短かったような、楽しかったような、辛かったような
奇妙な旅でしたが、私は、少し、成長できたかな、と思っています。

日本に帰っても、この気持ちを忘れずにチャレンジスピリットを持ち続けたいと
思いました。そして、全ての人に優しくありたいと思います。