ドラマ「ラストプレゼント」ロケ地の旅
★ 里笛町役場編 ★

      

ラストプレゼント 2003年のクリスマスイブに放送されたSPドラマ「ラストプレゼント」。安倍なつみ・石川梨華が演じる二人の”キョーコ”は事故で死んだ恋人が見せたかった何かを探しに北海道へ旅立ちます。
 自分的にはドラマの中の今日子は梨華ちゃん演じる今日子だったけど(梨華ちゃんゴメン)、京子は最初から最後まで雨宮京子その人でした。京子の笑顔はほんの僅かしか見ることができないけど、笑顔以上に難しいシーンばかりのこのドラマは改めて女優安倍なつみを、そしてなっちの魅力を再発見する作品だったと思います。
 ドラマの舞台は北海道。北海道ロケとくれば現場に行かない訳にはいきません(笑)。ドラマを見ながらヒントになりそうなシーンを探しつつ『今度の夏に絶対行ってやる』とこの時心に誓ったのでした。

 その放送から7ヶ月余りが過ぎた夏の日。マケNは東京のヒートアイランド現象もびっくりの猛暑の北海道の地に立っていました。そして足元を見ながら何度も何度もこう叫んだのでした。
『なっちここにキターーーーーー!!!』

 それではそのときの様子を失笑写真と共にご覧ください。
(ロケ地訪問日 2004.08.01)

 出発前のロケ地情報検索で要所についてはかなりの情報を入手することができましたが、一方全く情報が無い現場もありそこについては現地で聞き込みをして自力で探すしかなくコンプリートできるかは運次第でした。でもその宝探し的な要素がロケ地の旅の楽しさであり、地元の人と交流できる良い機会だと思います。マケNはどっから見ても内地(北海道の人は本州などをそう呼ぶ)から来たという格好をしているので、かなりの確立で『どこから来たんだい?』と聞かれます。『東京です』と答えると、『そうかい、大変だねぇ』と皆さんとても親切に色々と教えてくれるのでとてもありがたいです。
 今回の旅で最初に向かったのはニセコ町です。まずは情報収集のためにニセコ駅に寄って観光案内所とタクシー事務所で話を聞いてみましたが、皆さんドラマについてはよく知っていましたがそれ以上の情報は手に入りませんでした。
 次に向かったのは里笛町役場として登場するニセコ町役場です。ここは事前の調査で場所が分っていたので駅からバイク1分であっさり到着です。最寄のニセコ駅から徒歩で1時間半もかかったり途中タクシーが1台も通らないなんてことは決してありませんが、実は”Wキョーコは降りる駅を間違えていた”という設定だとしたら今日子の言っている事はウソじゃありません。ただでさえ遠いのに役場まですっごい遠回りしてます(笑)。

里笛町役場前(今日子) 里笛町役場前(マケN)
あ、キャリーバックを忘れた。仕方がないのでメットで代用。
天気は曇りですが、朝から汗ダラダラの蒸し風呂状態です。

里笛町役場前(Wキョーコ) 里笛町役場前(マケN)
里笛町役場の文字はもちろんありません。
誰か今日子役をやってくれ…。

里笛町役場内(Wキョーコ) 里笛町役場内(マケN)
不覚、京子が手をついていたのは手前のイスでした…。

里笛町役場内(Wキョーコ) 里笛町役場内(マケN)
『冗談だろ!? 駅からここまで1時間半も歩いてきたんだぞ!ゴルァ!』(ウソ)

よく見ると3人が立っている場所は2つのカットでイス一つ分違っていて、
京子が片手をついているイスは、上のカットと下のカットでは違うイスです。
一郎の前に置いてある朱肉とサイコロ型カレンダーなどの小物の配置も異なっているのが判りますか?

 この日は日曜日だったので、誰もいなくて中に入れなかったらどうしようかと思っていましたが当直の方がちゃんといらっしゃったので一安心です。事情を話して『同じアングルで写真を撮りたいんです』とお願いすると快く中に入れてくれて、ご覧の写真を撮る事ができました。見て判る通りカウンターの内側にカメラを持ち込んで撮影しているので、逆に平日の業務中だったら絶対にこんなことはできませんでした。
 当直の方にここ以外のロケ地について聞いてみましたが有力な情報はありませんでした。わざわざ携帯で関係者らしい人に連絡を取って聞いてくれたのですが、ここではニセコ町内でのロケはこの役場だけらしいという事しか判りませんでした。これは後に間違いだったことが判るのですが、ロケ地巡りという宝探しの演出に一役買うことになります。

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