音羽町のこと

 羽町の町勢



平成13年度
人 口:
8349
世帯数:
2463

旧音羽町は、豊川市と岡崎市の間にある東海道の宿場町。工業団地に工場を誘致してはいますが、やはり、農業中心のまちです
旧音羽町全体の広さ:
2965ha
(以下平成9年資料)
宅地 :
160ha
住宅地:
91ha
工業地:
43ha
その他:
26ha
農用地:
278ha
水田 :
184ha
畑  :
94ha

(そのうち減農薬有機米水田:50f)
山 林:
2197ha
その他:
330ha


とりわけ、音羽町は減農薬有機米の栽培が盛んで、全水田面積の約30%を占めています。
 旧音羽町のごみ関係の資料
旧音羽町では、資源ゴミの分別収集に関しては徹底しており、可燃ゴミについても平成9年10月より透明なナイロン袋になりました。

ごみの排出量の比較

平成13年

平成 9年
●粗大ゴミの量 :
36t
137t
●不燃ゴミの量 :
100t
115t
●危険ごみの量 :
4t
データなし
●資源ゴミの量 :
372t
245t
●可燃ゴミの量 :
1,577t
1,292t
(生ごみの量):
656t
538t

合 計
2,089t
3,304t
(注:『生ゴミ』は可燃ごみの中に含まれます)
旧音羽町の可燃ごみのうち
生ゴミの量は :  656t(平成13年度)

くわしい数字はむつかしいのですが、一般に生ゴミの処分には、1tあたり40,000円くらいのお金がかかるといわれています。

旧音羽町の生ごみの量は、年間656tですから、その処理費用は

 40,000(円) × 656(t) = 26,240,000円
          ということになります。
平成9年度との比較

人口で250人、世帯数で174の増加がありました。
それに対し、粗大ごみや不燃ごみの量は平成9年に比べて63%まで減量されています。

これは、2年ほど前から本格的に実施されるようになった『資源ごみ』の分別回収の成果といえます。

平成13年度には9年度と比べて、資源ごみの回収率は52%アップしています。

ただし、今までの可燃ごみに含まれていた『生ごみ』の量は7%の減少にとどまっています。

依然として、生ごみのリサイクルには手付かずの状態といえます。



可燃ごみを焼却炉で燃やすことについてはダイオキシンの発生の問題もあり、最近では溶融炉などというような高額な建設費を必要とする施設で解決してしまおうという自治体も多い(旧音羽町のあった宝飯郡でも)。

焼却施設にしろ溶融炉にしろ、燃やしてしまうというのは第一に生ごみのリサイクルと比べると資源の有効利用がされないというデメリットばかりでなく、決定的な弱点があるといわざるをえません。それは、焼却灰またはスラグが残ってしまうということ。焼却の場合、現物の水分を抜いた固形量の2%が灰となって残ります。また溶融炉の場合、スラグに有害な重金属が混入しないようにしたり、ダイオキシンなどの有害物質が漏れ出さないようにするには複雑で大掛かりな施設が必要となります。また、高温下での処理では必然的に施設のトラブルも多く、有害物質の処理は完璧なものとはいえません。多くの自治体の場合、残渣となるスラグの有効利用さえできていなにのが現状なのです。

旧音羽町にしても、日本全国の自治体にしても、資源ごみの分別でリサイクルの方向は見えてはいるものの、可燃ごみに含まれる『生ごみ』のリサイクルについては手付かずの状態となっています。実際、すべての生ごみのうち、たい肥化などのリサイクルが実施されている例は0.1%に満たないといわれています。

好適な例として、自治体主体のたい肥化施設が話題ともなっているけれども、その多くは解決の難しい問題を抱えてもいるのです。その決定的なものは『良いたい肥ができない』ということ。設備が大掛かりなためそれがうまく稼動しない場合、焼却するよりもたくさんのごみを生み出す結果となってしまうのです。

このことは、生ごみのリサイクルはむしろ適当な規模さえあればよいということもいえる。たとえば家庭サイズも可というような。とにもかくにも、いちばん手軽にできるリサイクルに自治体までもが手こずるとは皮肉な話と言わざるをえません。


 米づくりから出る「廃棄物」
米づくり中心の旧音羽町では、もみ殻、米ぬかといった廃棄物も出ます。一年で音羽町の米づくりからでる廃棄物はつぎのとおりです。
■もみ殻  :225t
■米ぬか  : 30t
平成9年資料)

実際これらの処分には、費用はほとんどかかりませんが、ただ同然で畜産農家などにひきとられてゆくだけです。

 「生ゴミ」をかんがえなおしてみよう
嫌われもののゴミ、その中でも、工夫次第で有効な資源にできるもの。それが『生ゴミ』なのです。もみ殻や米ぬかを材料にして、りっぱな『堆肥』ができるのです。
私たちの手で、よけいな科学処理をすることもなく、資源とリサイクルすることができる。なんとすばらしいことでしょう。

『発酵』という自然の手助けのおかげで、『生ゴミ堆肥』ができてしまうのです。なんと合理的なことだと思いませんか。しかも、農業の有機資源として再利用することができるのです。

農業に利用できるものを、高い処理費用で燃やしてしまうなんて、もったいないですね。
『生ゴミ』を処分してしまうかわりに、役に立つたい肥につくり変えよう。そして、もういちど『畑』に返してやろう。そうしてゆく中で、もっと自然な農業を進めてゆきたい。

それが、私たち『生ゴミ生かそう会』の『夢』です。