コンポスターを使った
生ごみ堆肥づくり
この実験は1997年から2006年までおこなったものです


手作りコンポスターでの生ごみ堆肥作り

このコンポスターで約15軒分の生ごみを処理
約3ヶ月間で 500kg前後の生ごみを投入
利用者は、投入前に備え付けのハカリで計量、ノートへの重さ記入をします(データーの蓄積は大切です)

@ 毎回、生ごみを計量


        A 重さをノートに記入します

B コンポスターに投入



コンポスターへ内部の回転ドラムの大きさは、半径700mm、長さ1000mmほど。正面左のハンドルでドラムを回転させ、中の生ごみをかく拌します。

約80%の生ごみがこの中で減量されます。

このコンポスターの役割は、一定期間、生ごみを回収せずにすむこと。その間、投入される生ごみは発酵し続けます。

コンポスターの手前に置いてあるのは、発酵促進用もみがら、米ぬか。他に手洗いおけ、ゴミ箱など。


Cコンポスターの投入口の反対側は取り出し口になっています

D中身を取り出しているところ


E
仮設の二次発酵用堆肥舎
F
水分調節のためのもみがら、発酵促進用米ぬか、土を混ぜ合わせます


G
切返しがすんだら、保湿、保温、紫外線よけのための古カーペットを被せておきます
H
こういった切返しを4〜5回くりかえします


I
発酵温度が70℃ほどになり、水分がはげしく発散。切返しのとき、水分補給もします
J
貝殻、鶏の骨など、分解しにくいものを粉砕しているところ(農業用わら切りカッターで)。

できあがった『生ごみ堆肥』はさらさらの状態で、作物に直接ふれても障害がおこることはありません。コンポスターへの生ごみ投入開始から、生ごみ堆肥できあがりまで、5〜6ヶ月間かかります
こんなにさらりとして、いやなにおいもまったくしない完熟たい肥に生まれ変わりました