第11回 SQLの基礎 2

※配布物:資料1部
 提出課題:あり

1.SQLの基本的な操作

1.条件を満たす行をカウントする COUNT関数
 
 SELECT COUNT(フィールド名) FROM テーブル名 WHERE 検索条件;

2.データの並べ替え ORDER BY
 
 SELECT ・・・ FROM・・・
   ORDER BY フィールド名1(ASC ),フィールド名2(ASC ),・・・;
                 DESC            DESC
    ASC→昇順
    DESC→降順
 
3.WHEREによる データ検索

 条件に合致するレコードを抽出する

 SELECT フィールド名 FROM テーブル名 WHERE 条件式;

 例として

 SELECT * FROM 商品表 WHERE 型番='ABC10';

4.LIKEとウイルドカード

 Like演算子は、ワイルドカードで文字列の比較(パターンマッチング)を行う演算子である。文字列とパターンが一致しているときに「真(true)」を返す。次の文字はワイルドカードを利用することができる。

 ワイルドカード(Wildcard)

 ? 任意の1文字を示す

 *  任意の数の文字を示す

 %  任意の数の文字を示す

5.データ未入力の行を選択する IS NULL

 SELECT フィールド名 FROM テーブル名 WHERE フィールド名 IS NULL;
 
 NULL データが存在しない状態のことをNULL(ナルまたはヌル)という→ 空白や0とは異なる

2.関数論理演算子で条件を組み合わせ(複合条件)

1.A条件 AND B条件
 
 A条件とB条件の両条件を満たせば真になる
 
2.A条件 OR B条件
 
 A条件とB条件のいずれか一方の条件を満たせば真となる
 
3.A条件 XOR B条件
 
 A条件とB条件のいずれか一方の条件のみ満たすデータが抽出される

講義内容

講義内容

第 1回 (9/17)
ガイダンス
第 2回 (9/24)
データベースシステムの機能概要
第 3回 (10/1)
データの正規化
第 4回 (10/8)
テーブルの操作
第 5回 (10/15)
フォーム、レポート、マクロの作成
第 6回 (10/29)
演習 商品検索システム(1)
第 7回 (11/5)
演習 商品検索システム(2)
第 8回 (11/ 12)
演習 商品検索システム(3)
第 9回 (11/19)
演習 商品検索システム(4)
第10回 (11/26)
SQL文の基礎1
第11回 (12/3)
SQL文の基礎2
第12回 (12/10)
SQL文の基礎3
第13回 (12/17)
マクロの利用1
第14回 (1/7)
マクロの利用2
第15回 (1/14)
復習
授業出席