| 合格までに何時間くらい勉強が必要でしょうか？ | 旧試験制度下でも2,000時間くらい勉強していてもまるでかすりもしない人もやっぱりいました。時間に意味はありません。 時間量に意味がない理由は、かけた時間と挙げた成果には因果関係がないからです。たとえば、財務会計のMCの難問を考えた。2時間考えた、分からなかった、答えを見た。なんだ、そうだったのか。これは2時間勉強したとは認められないでしょう。財務会計の難問にぶつかった、2分考えた、分からない、答えを見た、難しい、118分かけてやっと解法を覚えられた。これならかろうじて2時間勉強したと言えるかもしれない。常に「かけた時間に見合う成果を得られる期待値が最も高いと合理的に見こまれる勉強方法」を採用する。MC一問をわからずに2分も3分もただ考えているなど時間の無駄です。少なくとも試験本番でそんな時間はありません。 |
| 勉強は大変だと聞きました・・・。 | チョロイもんです。(笑) じゃ、もし、大変だからやめたほうがいい、と答えれば、あなたは勉強しないのですか？ 別にあなたにとって僕はそんなに重大な存在じゃないですよね。僕が大変だ、やめておいたほうがいい、と答えたらやめるようなレベルの決意なら、確かにやらないほうがいい。 でも、そんなことはないですよね。あなたは勉強しようと決意されているのですよね。誰かに、背中を後押しして欲しいんですよね。自分の決断を勇気付けてくれる、後押しが欲しいだけなんですよね。 大丈夫、ちょろいもんです。頑張ってください。 |
| 平均何年くらいの勉強期間が必要ですか？ | そんなのわかるわけないし、わかったところでどうなさるんですか？ あなたは「平均」なんですか？ 一日に12時間勉強する人と、三ヶ月に10時間勉強する人とでは、たぶん、前者が早く合格する可能性が高いだろう、とは答えられますが、後者が先に合格しないとは言えません。時間や期間には何の意味も無いです。一般論としては、短期決戦有利です。毎年のように改正や出題範囲変更があります。ベテラン受験生が、よくそういう新規定を知らずに痛い目にあってます。独学者もこの点注意です。 |
| 仕事をしながら取得することは可能ですか？ | 現職にありながら合格した人は多数いますので不可能ではありませんが、それとあなたご自身が仕事をしながら合格可能かどうかは言うまでもなく別問題です。同じように、仕事をせずに勉強に専念すれば必ず合格する、とも言えません。 |
| 仕事を辞めて勉強しようかと思うのですが？ | それがいいと思います。そうすれば、今、求職中の多くの方々が助かるかもしれません。 これはホンネです。建前を言えば「とんでもない」です。今現在、仕事を持っておられるということがいかに素晴らしいことなのか、それも考えて頂ければ、と思います。キャリアが浅い場合は資格は大きくモノを言うかと思われますが、年齢が過ぎれば過ぎるほど資格よりも現在の仕事に関するキャリアが重要になってくるはずです。例えば30代も半ば、今まで営業一筋で頑張ってきた、でも転職したい、資格を取った。では外資系企業の経理部門にでも転職できるでしょうか。できないと思います。そんなことできるわけない、というのが常識だと思います。少なくともそんなことができるという見込みがなければ、仕事を辞めるといったことはできないのが普通です。これが20代半ばでしたら、あるいは話が違うと思います。少なくとも私の知る限りですが。（就職のススメ） |
| 英語力はどのくらい必要？ | あればあるだけいいに決まってる。少なくとも、英検二級レベルの英語力で合格できた人は、それを補う何らかのアドバンテージを必ず持っている。ただ、たとえば見る限り、試験会場で会場責任者の言葉を聞き取れている日本人は半分いなかった。ジョークにアメリカ人は笑っているのに、ほとんどの日本人は無反応だったり。いつぞやの受験では日本人受験生の英語力のせいでこっちまで迷惑した（98年5月受験日記へ）。試験に集中するために瞑想でもしていたのかもしれないが、プロクターの言葉を聞いておらず（聞き取れず？）自分勝手な行動を取り、危うく退場させられそうになった日本人受験者もいる。本人はどうでもいいが周りの迷惑だ。 |
| いい英語の勉強法ありますか？ | 英語では何度も何度も痛い目にあっています。何度も何度も悔しい思いをしています。TOEICなんて、800を超えてやっと初級レベル（ていうか履歴書に書けない）でしょう。700やそこらでは使えません。基準が低すぎる。CPAなんてやってるのだから当然ですが、周りにも、TOEICでいうなら860（A）レベル以上の人はゴロゴロいます。もっとも、高校時代、英語は定期テストで30点を取るのに苦労していましたし、大学でも英語の単位を落としていたことを考えれば、そうとうマシにはなってます。 CPA関連で英語の勉強としては、英文を速く読む練習として、MCの解説の英文をストップウォッチ片手に読んで、読むのにかかった秒数を計り、あとで単語数を数えて、一分あたりに何語読めているかを計算、記録する、といったことをしていました。集中するのか読むスピードが自然と速くなりました。なおTOEICについてはTOEIC900をご参照ください。 |
| 英語が使える仕事をしたいです。 | 英語「を」仕事にするのですか、それとも英語「で」仕事をするのですか。どちらであったとしても、するのは「英語」ではなく「仕事」です。 CPAは、一般的には「会計関連」の仕事をするためのツールです。 |
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